ブログの力
2009年 07月 22日
■アメリカでは一部著名ブロガーの力は大変なもので、ニューヨークタイムスほどの影響力をもつそうだ。個人の意見が大組織を動揺させ、姿勢の変更を迫るまでになったということである。インターネット時代のプラスの面だろう。恐らく言葉のほんとうの意味の「民主主義」はブログの類によって実現するかもしれない。ただ、これは諸刃の刃であり、匿名ブログなどで、個人を中傷誹謗したり、あるいは「総密告社会」「総告発社会」になる恐れもある。
■ぼくのブログなど、吹けば飛ぶようなささやかなものだが、意外なところで読まれているようだ。某氏からぼくが以前書いたブログが問題になっているとも聞いた。怖いものだと思う一方、なるほどそういう読み方もされているのかと思った。自分の言いたいことの10分の1程度しか記していないのだが、それでもそれなりの反響をあたえているのかと、ブログの力を再認識した次第である。
■ぼくのブログを問題視した方が、多分このブログを読んでいると思いつつ、そんな感想を記す。それにしても、人それぞれ千差万別の受け取り方があるものだと、ひとつ勉強になった。いちおう物書きのハシクレであるので、思ったことを曲げて記すわけにはいかない。ブログで書くことは世界に発信していると同じことなので、個人を中傷誹謗することは避けたいが、誤解、曲解があった場合はそれを解く努力はしたい、と思ったことだった。