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韓国艦沈没は北朝鮮の魚雷と「最終報告書」が結論

 5月20日(木)
■仕事の打合せのあと、築地の魚市場のなかにある居酒屋で飲食。魚の運搬車両や倉庫の並ぶ一角に、その一軒だけ営業している、知る人ぞ知る飲食店で、魚介類は新鮮そのもの。堪能した。連れて行ってくださった仕事関係の人は「多分香取さん気にいるのでは」と話していたが、久々に気にいった店で、「新しいステージ」での仕事の話もさらに弾んだ。睡眠不足がつづいていたので、帰宅してすぐ寝入って午前4時ごろ起きて夕刊を開くと、1面トップに「北朝鮮の魚雷と断定」との大見出し。韓国軍の哨戒艦が沈没した原因について最終報告書が発表され、そう断定したとのこと。

■国際軍民合同調査団による調査で、「北朝鮮の魚雷による水中爆発」が原因であり、それ以外の原因は考えられないとしている。かねて、韓国軍内の事故と主張する論調もあり、この最終報告書にたいして北朝鮮は「でっち上げ」であると非難しているようだ。昭和25年の朝鮮戦争のときにも、北は韓国軍が先に攻撃してきたと主張した。日本国内にも、北の言い分を評価する政治家や歴史家も少なからずいた。その後、さまざまな角度からの検証で、金日成の命令で北の機動部隊が38度線をこえてなだれこんできた事実が確定している。

■大韓航空機爆発事件についても、北側の「犯行」であることがはっきりしているのに、北は「でっちあげ」と言い続けた。言論統制が極端にまで行き届いた独裁国家が、未だに存在し続けていることが、不思議である。どの国にも、程度の差はあるものの、国が自分たちに都合の悪いことをおさえようとする動きはあるものだが、北朝鮮の統制は常軌を逸している。

■そんな北朝鮮に「融和的な」国が、かつて北朝鮮軍とともにアメリカ主導の「国連軍」と戦った中国である。過去の経緯、しがらみもあって、北朝鮮を陰に陽に「庇護」しているのだが。だから、軍事予算をもっと増大せよ、アメリカ軍基地は日本に必要不可欠で、減らしてはならない……といった声も聞こえてきそうである。まるで北の金正日は「軍需産業」を喜ばすために、こんな挑発を繰り返しているのかと思いたいくらいである。

■外国を威嚇し、挑発することによってしか生き残れない「ヤクザのような」国。というより、そういうことで権力の座にありつづけるしかない指導者が、これほど長い間独裁をつづけている例は、珍しい。ボーダレス化がすすむなか、こういう政体が継続していること自体、21世紀の「不可思議」な現象の筆頭にあげてもいいくらいだ。
by katorishu | 2010-05-21 05:10 | 東アジア