菅さん、もう総辞職しかないのでは?
2011年 02月 17日
■民主党の16人の議員が党派から離脱を宣言した。現政権は総選挙でかかげた公約とまるで逆の政治にはしって、世の中をさらに暮らしにくくしてしまった。すべてが政権のせいとはいわないが、「国民生活第一」とは遠い政策を相変わらず打ち出している。
■「政治とカネ」の問題で小沢一郎氏を政界から放逐すれば、世論の喝采をあびて総理になり、長期政権を築き、歴史に名を残すことができる、などと名誉心がうまれ、それに引っ張られたこともあったと推定できる。さらに「既得権益」を守りたいマスコミの政治部関連の連中に「おだてられた」こともあったと予測できる。
■所詮は一国の宰相たる器でなかった、といってしまえばそれまでのことなのだが。巷間つたえられているように菅政権は「アメリカに従属」というより「アメリカべったり」という批判が現実味をもってくる。総理は官邸でイエスマンばかりに囲まれているのか、どうも世の中の動きが見えないようだ。予算関連法案がとおらず、総辞職か解散に追い込まれるだろう。
■総理大臣の椅子にすわりたいだけの人、といわれたりもするが、こちらも現実味をもってくる。本日は麻布十番で仕事の打ち合わせ。試行錯誤を重ねながら、二歩三歩と進んだのではないか。ちょっと睡眠不足がつづいているが、考えてみればほぼ丸一年、睡眠薬を一粒も飲んでいない。そのため脳の回転、口の回転もだいぶ回復したようだが、ときおりは眠れないまま布団の中で読書などしてしまう。
さて明日は収録の立ち会い、そのあと勉強会の講師。家でゆったりとする時間が極端に少なくなっている。