フェイスブックが上場、弱冠28歳にして、こういうことが出来る。
2012年 05月 19日
■世界最大の交流サイト、フェイスブックが18日、アメリカのナスダック市場に上場された。株式の時価総額は約8兆2千億円であるという。学生時代にこのサイトを構築した28歳の青年が、短期間にこれだけの「業績」をあげる。インターネットがない時代には考えられないことである。世界にはすでに9億人が利用し、日本でも1000万人が利用しているという。
■フェイスブックは多くの利用者が顔写真や趣味、学歴、勤務先などを公開している。人との交流をひろげたい人や企業には、積極的に活用するメリットがあるのだろう。じつは、ぼくも登録をしている。ただ、登録だけで、たまにしか利用していない。積極的にこれにかかわると、毎日かなりの時間がとらてしまうからである。生来のめりこみやすいタイプなので、賭け事にもいっさい手をださないことにしている。
便利だから利用する、快適だから利用する。これが昨今の傾向だが、ときに人は「不便」でも「快適でなくとも」、やるべきと使命感を覚えたら、時流にさからってでも敢行すればよい。
■28歳で、これだけの富と名声を獲得する。これぞ「アメリカン・ドリーム」の典型例であり、確かに「すごい」と思うが、IT関連でこういう仕組みをつくって大成功をおさめているのは、ビル・ゲーツにせよジョブスにせよアメリカ人ばかり、というのが気になる。