コラム


by katorishu
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秋は夕暮れ。真夏は早朝。運河沿いの道をスポーツサイクルで走る親子が格好いい。

7月27日(日)
■日付がかわらないうちに眠るようになって体調がかなりよくなった。朝起きて腕立て伏せを20回やってカスピ海ヨーグルトに果物をいれて食す。それからリュックを背負ってスポーツサイクルで2,30分走り、コーヒー店で読書したり、想を練ったり、原稿を書いたりする。昼頃、帰宅し朝昼兼用の食事をし、午後はその日の気分で行き当たりばったりに行動する。打ち合わせとか約束がある場合は、もちろんそれを最優先するが。

■「ゴルフをやらないの」かと時々聞かれるが、やらない。バブルの頃は毎週のようにやっていた。しかし、金も時間もかかるし、ほかにやるべきことが山とあり、「持ち時間」も少なくなっているので。たぶんクラブはさび付いているのではないか。ゴルフをやめるころと時を同じくして車も手放した。少なくとも都内に住んでいる限り、移動には車より地下鉄やバスのほうがずっと速いし、正確だし、第一楽である。人間観察もできるし、車を所有する理由が見いだせない。

■ところで自転車である。僕は自転車こそエコ社会にふさわしい乗り物と思っている。健康にいいし、第一、ママチャリはともかくスポーツサイクルに乗っている姿は「かっこう」いい。先ほど見た親子など、サバンナをはしる親子の動物をちょっと想起させてくれた。カラフルなシャツできめて自転車もちょっとサイケな色調。運河沿いの道に絵として「はまって」いた。俗に「絵になる」というが、まさに絵になる親子だった。車に乗っている親子など、格好いいと思ったことはない。若い女性同士のサイクリングもいいし、人力こそ、新しい時代のエネルギーの柱のひとつとすべき、とあらためて思った。

★先日出版になった「渋沢栄一の経営教室Sクラス」は、版元が日本経済新聞社で「経営」などという言葉が入っているので「ビジネス書」と見られてしまうが、もうひとつの側面は新しい社会の「エコ食堂」を、高校生が
秋は夕暮れ。真夏は早朝。運河沿いの道をスポーツサイクルで走る親子が格好いい。_b0028235_8484684.jpg
設立していく小説である。八重洲ブックセンターでその本が人目のつくところに並んでいた、と知人がスマホで送ってくれた。
 他の本屋でもいい場所におかれていたし、売れる、といってくれる人もいる。果たして、どうなるか。
 これからの時代を担う若い人に読んでほしいという思いをこめて書いたので、特に若い人に読んで欲しいと思っているのだが。
by katorishu | 2014-07-27 08:46 | 文化一般