コラム


by katorishu
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巨大カルデラ噴火の起きる確率、100年で1%だという。起きれば巨大な被害

10月22日(水)
■TBSテレビのニュースで、巨大カルデラ噴火が、今後100年間に1パーセントの確率で起きると報じていた。
 神戸大の巽教授の研究結果で、その可能性がでているという。数万年前九州で起きたカルデラ噴火では、
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九州全体に火砕流がせまり、ほぼ九州が全滅したといわれる。1%の確立といって侮ってはいけない。

■火山国日本では、いつ起こっても不思議ではないということだ。こういう大天災については、防ぎようがない。起こったらそれまで、巨大カルデラ火災の近くにいたら、運が悪かったと思うしかない、と僕は達観しているつもりだが。今、富士山に噴火の可能性ありという説もある。

■一方で、首都圏直下型の大地震や南海トラフの大地震が、もっと高い確率で起きると予想されている。日本の国は火山国であり、いつ大災害が起きるかわからない。そんな危うい大地の上にある。そのことばかり考えていたら憂鬱になり、なにも良い結果を産まないが、かといってそういうことをまったく考えないのも良いとは思えない。
 この世は常ならず。未来は不確定、不安定で、何が起きるかわからない。だから、ある程度の緊張感をもって、1日1日を天から与えられた僥倖として有り難く生きる。そういう謙虚さ敬虔さが必要である、とあらためて思う。

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巨大カルデラ噴火の起きる確率、100年で1%だという。起きれば巨大な被害_b0028235_23521668.jpg

by katorishu | 2014-10-22 23:53 | 社会問題