2017・9・19
昨日は朝から永田町まで行き、国会議事堂には背を向け、国会図書館にこもり、明治の戦争について夕方まで資料調べ。当時の日本の指導者は司馬遼太郎の「坂の上の雲」じゃないけど、世界の「一等国」になるため、強い志と共にある種の謙虚さを持っていた。
一例として捕虜の扱いが寛大であったことに、改めて驚く。
それに比べ、「戦後教育」を受けた今の指導者の、志のあまりの低さに唖然、愕然。
本日発売の週刊現代 によると、この秋より年金受給者を狙い撃ちの「増税」が実施されるとか。税金が北欧のように国民のために使われていればいいのだが。いやはやである。
ところで、国会図書館はGHQによって作らされたものである事を知る人は少ない。私見ではGHQのやった施策で積極的に評価するひとつだ。当時、出版関係者が国会図書館の創設に反対した。もし国会図書館があなかったら、歴史の記憶のかなりの部分が消えてしまい、文化的な喪失は大変なもの。
財務官僚による、森友問題での文書破棄など、まさに歴史に逆行するもの。虚偽答弁に終始した自己保身の権化が、国税庁長官になるなんて、日本はいつからブラックユーモア国になったのか。