落語を聞く
2005年 07月 01日
上野「鈴本演芸場」で、古今亭志ん弥の落語をきく。久々に聞く落語だった。「火炎太鼓」と「怖かれ」。「火炎太鼓」は志ん弥らしい色気と個性が出ていて面白かった。
前座芝居とはそれこそ月とすっぽんで、真打ちのベテランともなると、なかなか迫力がある。年一回の「志ん弥の会」なので、客の大半はひいき筋で、平均年齢は60歳に近いのではないか。
一人で演ずる落語は、近頃はやりの「一人芝居」の原点である。男女の色恋と人情芝居で、時代を諷刺するところまでいかないが、とにかく楽しめる芸だ。
アメ横近くで焼酎を飲んで帰る。カミサンと友達夫婦の4人で。