2009年 01月 26日 ( 1 )

この世は常ならず

 1月25日(日)
■昨日、久し振りに新宿で芸能関係者と歓談。シナリオライター、プロデューサー、某有名女優、男優等々、みんなよくしゃべる。オバマ大統領の演説などが話題になる一方で、日本のテレビや新聞界の惨状も話題になった。26日発売の「週刊東洋経済」が「新聞・テレビの崩壊」を特集に組んでいるそうだ。以前からいわれていることで、「週刊ダイヤモンド」も同じような特集を組んだ。現在の新聞・テレビは3つぐらいになる可能性もある。

■銀行もすでに合併合併の連続で、いくつかのメガバンクに統合された。時代の波や人々の嗜好にあわせて、ビジネスも再編を繰り返す。この世には何一つ永久不滅のものはないので、当然のことである。常ならず、つまり無常こそが、この世の姿である。

■寝床で「昭和金融恐慌史」(高橋亀吉、森垣淑著・講談社学術文庫)を60ページほど読んだ。昭和に先立つ、明治や大正期にも、銀行のとりつけ騒ぎなどのパニックがあったことを、初めてしった。人は同じような愚を性懲りもなく繰り返していることが、よくわかる。現代の「大恐慌」について考えるヒントになる古典的著書であり、おすすめしたい本だ。

■例によって炬燵で眠ってしまったので、床についても眠気がやってこない。で、こんな本に手がのびたのである。眠気を催させるために読み始めたのだが、面白くてやめられそうになくなった。目の疲れで読むのをやめたが、政治史、文化史、経済史にせよ「歴史」は面白い。「愚者は体験に学び賢者は歴史に学ぶ」とよくいわれるが、確かにそうだと思えることが、しばしばある。
by katorishu | 2009-01-26 02:09 | 文化一般