2010年 06月 30日 ( 1 )

 6月30日(水)
■日本全体がどうも「漂流」をはじめているという気がする。過日開かれたG20の会議でも日本だけが「例外」とされた。名目だけの「経済大国」のかげで、体でいえば「壊死」がはじまっているようだ。昨日は午後からずっと山手線大崎駅周辺にいた。8時間ほど連載ものやその他諸々の執筆作業。目がしょぼしょぼして頭が痛くなり限界にきたので、渋谷から仕事でもどるカミサンと落ち合って、駅近くの居酒屋に。冷房で冷え切っていたので、熱燗を飲みつつ現代日本のかかえている宿痾について雑談した。

■店内は閑散としていた。そういえば本日はワールドカップの日本対パラグアイ戦の実況中継があったなと思い出し、歩くのが面倒なのでタクシーで帰宅。本日の中継はTBSが担当だが、過日の日本テレビの中継と比べ、アナウンサーが感情過多になっていて言葉が多すぎ、感興をそがれる。大変緊張感のある試合なのだから淡々と伝えて欲しい。過日の日本テレビの中継は落ち着いていて、よかった。プロレス中継などであったら、昔の古館アナのように過剰に盛り上げる語り口があっていいが、こういう真剣勝負のスポーツ中継では、アナの感情過多の言葉は無用。最近のテレビのうるささと、余計な解説には耳をおおいたくなる。

■試合結果は――惜しくも負けた。健闘したものの世界レベルにはまだ遠いということだ。とはいえ、暗いニュースばかりが氾濫するなか、数少ない明るいニュースである。健闘した選手には素直に「ご苦労さま」といいたいが、日本チームは力を100%発揮できなかったとクールにコメントした中田英寿のコメントは正しい。今の日本を象徴している言葉かもしれない。
by katorishu | 2010-06-30 02:07 | 社会問題