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カテゴリ:東アジア( 44 )

 4月26日(日)
■外務省が中長期的なアジア外交を考える上でつくった「外部研究会」が、20年後のアジアがどうなっているかについて報告書をまとめた。注目点は、アメリカの内向き志向が続けば、アジア太平洋地域で「弱肉強食」の動きが強まり、「中国が支配的な地位を占めるようになり、日本は大きな困難に直面する」という。(朝日新聞4月26日)
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■一方、韓国は中国との関係を一層緊密にするであろうと。世界が流動化するなかで、短期的な視野で外交政策を考えると、過ちを犯すとも警告もしている。ほぼ妥当な線ではないか。
 日本のとるべき道は「日米関係」の維持、強化しかないのか、といっているようにも見える。『文明の衝突』でサミュエル・ハンチントン教授は5つの文明の中に日本をあげたが、日本は歴史的に大国にすりよる生き方をしてきたし(江戸時代はちょっと例外)、今後は中国にすりよる可能性を指摘していた。それが現実となるということか。

■対外関係とは別に、国内問題でこれから20年間ほどのあいだ、最大の問題になるのは「少子高齢化」問題である。歴史上はじめて経験するこの問題が、社会にもたらす影響は相当のものだ。医学が発達し、逆ピラミッド型の人口構成が一層すすむ可能性が強く、それだけ危機も深刻になる。今のような無為無策がつづけば、いずれ社会機能が麻痺する可能性が強い。今の政治・行政は、場当たり的に対策を打ち出しているが、それではとても「おっつかない」。

■濃霧のなか崖に向かって疾走している車の中にいるようなものだ。霧が晴れたらすでに崖っぷち。急ブレーキを踏んでも(落下)を回避できるかどうか。危機回避のためには、現状の国会議員を半分以上、とりかえないといけない、と思うのだが。
by katorishu | 2015-04-26 11:05 | 東アジア
4月6日(月)
■中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)。創設メンバーは約50の国と地域になり、存在感を増している。政治的に中国と対立している台湾までが参加を表明している。このことの意味は重い。アジアで参加を表明していないのは、アメリカに遠慮している日本と、特異な独裁国家、北朝鮮ぐらい。
この事実を多くの国民が知らないのでは?
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■AIIBの設立はアジアの中心が日本から中国に移行したことを象徴的に表す出来事、とJppressが伝えている。Jppressによれば、【大手マスコミはこのニュースに関して事実関係を伝えるだけで、積極的な論表を避けている。入る必要はないと明言しているのは中国共産党を蛇蝎のごとく嫌う産経新聞ぐらいで、他のマスコミは“だんまり”を決めこんでいる。毎日新聞が4月1日の社説で「関与へ作戦の立て直しを」と題して柔らかく参加を促しているが、これも参加を強く促すものではなく、腰が引けた内容になっている】

■どうやら、米国が世界を取り仕切る時代が終わったと理解したほうがいい。アメリカ以外の国が主導する金融システムが作られたのは、第2次世界大戦後初めて。すでにアメリカは軍事面でも「世界の憲兵」たることをやめている。

■国際関係の力学に今、大きな転換が起きているのである。この「転換」を読み違えたり、誤った方向に政策をうちだすと、手ひどい目にあう。戦前の米英等を敢えて敵にまわしてしまったように。
 マスコミが政府のやり方にひどく及び腰の一方で、国民の目がドメスティックになり、海外の動き、出来事に以前ほど関心をもたなくなっていることも、懸念される。

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by katorishu | 2015-04-06 17:59 | 東アジア
1月7日(火)
■松の内もそろそろあける。本日は伝統にしたがった七草粥を食べた。
心機一転、あたらしい年は溌剌と生きたいもの。
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ところで――
■政治学者の板垣英憲氏のブログはほぼ毎日読んでいるが、本日、以下のような文章がでていた。
非常に興味深いので、一部を引用させていただく。
朝鮮半島にちて「目から鱗」の解説である。

◆北朝鮮は、「畑中理(朝鮮名・金策)ら大日本帝国陸軍中野学校の残置諜者によって建国された国家」だったと捉えれば、「第2の日本」であると受け止めることができる。要するに、北朝鮮は、「日本を防衛する目的で建国された緩衝国家」ということになる。
 ちなみに、大日本帝国陸軍中野学校の残置諜者は、ベトナム民族解放戦線に加わって戦争指導し、「ディエンビエンフーの戦い」でフランス軍を敗り、続いて「ベトナム戦争」でも米軍を破っている。
◆「日本を防衛する目的で建国された緩衝国家」であるということを、「日本―米国」という視点で見ると、北朝鮮の見方が、ガラリと一変する。
 大東亜戦争(日中戦争、太平洋戦争などの複合的戦争)敗戦後、日本は連合国軍最高司令部(GHQ)に占領された。1951年9月8日、サンフランスシスコ講和条約・日米安全保障条約締結により、独立すると同時に、日本列島は、資本主義国である米国を共産主義国であるソ連・中国から守る最前線としての役割を担わされてきた。朝鮮戦争(1950年6月25日~ 1953年7月27日休戦)勃発の1年後の1951年7月10日、朝鮮戦争休戦会議が、開城市(朝鮮民主主義人民共和国南部にある都市。高麗の王都として、また商業の中心として栄えた古都)で開かれ、その1か月余りの後、サンフランスシスコ講和条約・日米安全保障条約が締結されている。北朝鮮は、「第2の日本」として日本列島を守り、さらに米国を守ってきたとも言える。
 北朝鮮はいま、「核兵器小型化能力は相当な水準に達しており、長距離ミサイル発射を通じて米国本土を脅かしうる能力を保有している」と分析されているけれど、米本土を本気で攻撃する意志はない。戦争の最終目的は、「敵国の占領」によって達成され、勝利したことになるけれど、北朝鮮が広大な太平洋を超えて、米本土を占領することなど不可能であるからである。


★なるほど
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by katorishu | 2015-01-07 16:30 | 東アジア
 12月28日(日)
■大川周明の「回教概論」少しづつ読み、ようやく読み終わった。
大川周明は東京裁判の戦犯の一人。被告席で東條英機元首相の頭をピシャリと叩いたことでも有名。
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大川周明の 回教、イスラエル教への強い関心の底には何があったのか。本書を読み終わっても、曖昧模糊である。

■ところで、今後、世界は1996年にハーバード大のサミュエル・ハンチントン教授が「文明の衝突」で予言した方向に向かう可能性が強くなった。
グローバル化(アメリカナイゼーション)への対抗軸として浮上してくるのは、中国ではなくイスラム教徒の国々と僕は思っています。

■パキスタンの人口はいずれ中国に匹敵する。今でも世界人口の4人に1人がムスリムである。このことの意味は重い。イスラムを知らずに今後の国際政治や経済等々を読み解くことは出来ない。
日本には比較的ムスリムが少ないので関心が薄いが、いやア、大変な世の中になりそうな気配。
その頃には幸か不幸か、こちらは黄泉の国に行っていると思うのですが。

■21世紀中頃の重要なキーワードは「イスラム教」であると、以前ヨルダン人やパキスタン人等をインタビューして以来思うようになっています。
それにしても日本の外務省の情報収集能力は低いですね。自衛隊の情報収集能力はかなりのレベルだと思いますが。
外交は情報がすべてといっても過言ではありません。
日米戦争も日本の情報収集能力の欠如が一因です。
なんだか日本はまた同じ轍を踏むのではと危惧しています。
これが僕の杞憂であれば良いのですが。

もうすぐ今年も終わり。風邪など引きませんように!
by katorishu | 2014-12-28 12:44 | 東アジア
 6月23日(月)
■四季折々の自然があり、世界でも比較的住みやすい日本だが、テレビでも新聞でも週刊誌でも、良いニュースは少なく悪いニュースが続く。そんな中、これは朗報と思えるグッドニュースも時々あって救われる。一ヶ月b0028235_18184316.jpgほど前の読売新聞に、噴火をつづける西之島の面積が拡大をつづけているとのニュースが載った。

■海上保安庁によると、小笠原諸島(東京)の西之島付近で起きた噴火の後、陸地の面積が拡大を続けていて、その面積が東京ドームの約18倍にあたる86万平方メートルになったという。2013年の11月下旬の発見から半年余りで、これだけ領土が拡大したのである。噴火活動は活発で、今後も島の拡大が続くとみられている。

■5月21日に航空機から観測した結果、昨年11月20日の発見直後に東西約100メートル、南北約200メートルだった陸地は、東西約1300メートル、南北約1050メートルとなった。現時点では、周辺の排他的経済水域(EEZ)も、42平方キロ・メートルほど広がるとみられている、そうだ。

■地震や噴火というとマイナスの要素が強調され、それは正しいのだが、人口の割りに狭い日本の領土が拡大しているのは悪いことではない。自然は人間社会に猛威、脅威をふるうばかりでなく、長いスパンで見てみると、ずいぶんと「益」をもたらしている。この島に人が住めるようになるには、長い年月がかかるに違いないが、軍事力で領土を拡大するのではなく、自然の「恵み」で拡大するなど、イキである。

■噴火に伴うマイナスの要因があるにしても、天に感謝をし、神社等は地鎮祭でも行ったらいい。この周辺に豊かな「地下資源」が埋蔵されている可能性だってある。将来の日本人へのビッグ・プレゼントにもなる。ここがハワイのようなリゾート地になるかもしれない――などと想像するのは楽しい。想像と創造こそ、人間のもつ特権である。
by katorishu | 2014-06-23 18:18 | 東アジア
 4月25日(金)
■消費税増税後の消費者心理や消費行動について、いろいろな意見がでている。なかでもちょっと注目されるのが、ダイヤモンドオンラインで宮崎智之(フリーライター)が4月下旬に行なったアンケート調査の結果である。リサーチ会社「リビジェン」の協力を得て、全国の男女200人に対して消費税増税に関する本音を聞いたものだという。
消費税後の消費者は「予想していたより」買い控えに走らなかったとのことだが、宮崎が取材した消費者の話では、「経済の落ち込みを防ぐため、なるべく買い控えをやめよう」というよりは、「もともと消費意欲は低下しており、増税によって著しく低下するというわけではない。買い控えしているものは、増税前からすでに買い控えている」とのことだ。

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by katorishu | 2014-04-25 10:20 | 東アジア
10月22日(火)
■秋らしくなった。自転車愛好者のボクにとって寒気が押し寄せるまでの1カ月半ほどが「ゴールデン・タイム」である。雨の日以外はほぼ毎日、自転車にのる。のってそれなりのスピードがでるうちは健康と思ってる。
それはいいとして、隣国中国の様子がどうもおかしい。共同通信の報じるところでは、中国共産党などが全国の新聞やテレビなどの記者25万人を対象にした大規模研修を行い、沖縄県・尖閣諸島や歴史認識の問題に絡めて日本政府を厳しく非難し、報道の際に領土をめぐる問題で譲歩する主張などを伝えないよう指示したという。

■報道によると、中国当局は「基本的人権や民主主義などについては『西側諸国が《普遍的価値》だとし、中国共産党の指導を攻撃しようとしている』として、これを拒否。報道の自由や立憲政治を求める声を批判の対象としたという。研修は年末まで実施され、試験に不合格の場合は再試験が課されるとか。

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by katorishu | 2013-10-22 00:42 | 東アジア
 10月7日(月)
■作家の浅田次郎氏が会長をつとめる日本ペンクラブが、秘密保護法案の危険性について反対声明を発表した。物書きを職業としている人ばかりでなく、国民の多くが今後、窮屈な目にあう可能性を含んだ法案といえそうだ。法律というのは怖いもので、いったん通ってしまうと、「運用次第」でどうにでもなる性格をもつ。

■本日コンビニで買った東京新聞が、「点検・秘密保護法案」というタイトルで連載記事を載せている。公務員について「適性評価」なる項目があって、「秘密を漏らす恐れがないか」適性調査をすることを義務づけている。防衛産業など秘密を扱う契約業者の民間人も対象となる。これまでだって採用時の調査はやってきたはずだが、今回の法案で調査する個人情報は多岐にわたり、プライバシーを侵しかねないと指摘する人も多い。

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by katorishu | 2013-10-07 19:01 | 東アジア
 8月21日(水)
■今年の夏の気象はかなり異常だ。とにかく暑い。熱帯のようにスコールに似た雨が降る。昨日も、時ならぬ雨というか夕立。福島原発事故からの汚染水のダダモレ、もう東電は隠せなくなり、国が介入するようだが、うまくいくかどうか。韓国などで日本の菓子類が定価をさげても売れなくなっているという。放射能汚染の可能性があるからとか。

■中国の経済崩壊がどうやら「秒読み」に入ったようだ。国際金融機関ゴールドマン・サックス社が8月5付けのリポート「Top of Mind」のなかで、中国バブルが崩壊した場合「貸倒損失が最大18.6兆人民元(約297兆円)になる可能性がある」との試算。日本のバブル経済が崩壊して発生した不良債権による損失は約100兆円(一説には1000兆円が吹き飛んだとも試算)。アメリカの「リーマン・ショック」の際は、アメリカで3兆ドル(約293兆円)の損失が発生したと言われる。この二つに匹敵する「中国の経済破綻」が起きた場合、中国貿易に依存している日本経済は、計り知れない痛手をうける。

■ところが、安部政権はこのメガトン級の「爆弾」に対して、効果的防御策をこうじていない。今や、中国が日本の貿易相手国として最大の輸出輸入国だ。中国経済が破綻した場合、中国経済に依存している韓国経済も破綻する。中韓両国からのすさまじい「嵐」に、日本経済は耐えられるだけの力はない。アメリカの金融界ではすでに手をうっている。たとえばゴールドマン・サックスは、「中国工商銀行株全てを売却」と直近のロイターが伝えている。
非常事態が間近なのに、安部首相は長期休暇をとり軽井沢でゴルフ三昧。トップの呑気さ加減が国民の多くに苦しみをもたらす公算大。これが僕の杞憂でないことを望みたいが。
by katorishu | 2013-08-22 01:44 | 東アジア
 4月6日(土)
■この季節には珍しく、大嵐が近づいているようだ。本日昼間の東京は雨風もすくなく、日常の散歩が出来た。ところで、東アジア情勢がかなり危ない状況になっている。北朝鮮が韓国を攻撃する可能性が強まっており、阻止しようと水面下で関係各国が動いているのだろうが、歴史をひもとくと、戦争をさけようとする努力が、結局は戦争を引き起こしてしまう、大いなる皮肉も多い。

■我々は9.11テロ事件も、東日本大地震も、「夢にも思って」いなかった。それが、ある日、突然起こったのである。北朝鮮が韓国や日本にミサイルを撃ち込むことなど、ありえない、脅しであると思っている人が圧倒的に多いようだが、その可能性がより強まったと考えておいがほうがいいだろう。イラク戦争のあとアフガニスタンで泥沼に入り込んだアメリカは、仮に北朝鮮が暴発しても、本格的に軍事介入する余裕はない。財政状態も悪いし、東アジアで戦争が起きても、傍観する可能性が強い。北朝鮮の金正恩総書記はそれを読んで、いまがチャンスと思っているのではないか。

■いまは「仮説」であるが、現実になる可能性も強い。政府、霞ヶ関はどの程度真剣にこの危険な情勢に対処しようとしているのか。あまり、努力のあとが見えない。経済も大事で政府がアベノミックスとやらで、懸命に株価をあげようとしていていることも評価しよう。今のところ株価が上昇している。が、この人為的な操作は、連休あたりまでしか実効性をもたないのではないか。今、半島で戦争が起きれば、大変な衝撃波が襲う。戦後日本は朝鮮戦争による「特需」によって復興した。二匹目のどじょうを狙うことを期待しているムキもあるが、すでに時代が違う。大変懸念される状況だ。
by katorishu | 2013-04-06 22:18 | 東アジア