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<   2005年 01月 ( 13 )   > この月の画像一覧

舞台、稽古見学

 1月28日(金)
 世田谷の三宿中学で行われたレクラム舎の芝居の稽古を見に行く。「ベンチ」という総合タイトルで、ぼくのほか小松幹生氏、大久保昌一良氏の3人が脚本をかく「競作」芝居。
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 ぼくは記憶喪失の中年男と二人の娘の「再会」を軸に展開する「人情コメディ」にした。ほかは別役実を彷彿させる芝居や、プレイセラピィをあつかったものと、多彩な演劇空間を描く。
 2月24(木)、25(金)、26(土)、27(日)と三軒茶屋に去年の秋に生まれた小劇場「スタジオ・シアタースパーク1」で公演する。
b0028235_22395824.jpg 興味のおありの方は香取あてにメールをください。詳細を記したチラシをお送りします。
 終わってレクラム舎代表で今度の舞台を演出する鈴木一功氏と役者の根本和夫氏と、三軒茶屋の昭和30年代を思わせる店で軽く飲食。
 一功氏の説だと、東京で舞台を日常的に見ている御客は1万人ほど。これをいくつもの劇団が奪い合っている状況であるという。
 1万人を10万人までひろげないと、演劇は本当の意味で活性化しない。舞台関係者だけで満足している芝居をやっていても始まらない。芝居をあまり見ない層をどう取り込むか。
 これからの課題であり、日本が文化的に豊かな国になっていく上に、欠かせない要素である。
by katorishu | 2005-01-28 22:41

ガンジーの会1周年

1月26日(水)。
 イラク戦争への自衛隊派遣に反対して、写真家、文筆家、オペラ歌手、ピアニスト、作曲家など「芸術家」10人ほどを中心にハンスト・リレーマラソンを開始してから、丁度1周年。発案者であり代表でもある文芸評論家の末延氏を中心に四谷の喫茶店で記者会見をした。
b0028235_1134037.jpg写真のミッキーマウスの時計の頭を押つと声がでる。丁度1年前、それを合図に「マラソン」が開始された。当初は一人が月に1回か2回、24時間ハンストをする……という形ではじまったが、次第に生活習慣として定着し、今やレギュラーは週に1回、ハンストを続けている。
 インターネットを活用した無党派、無宗教の、個人による「意思表示」の形として開始された。ささやかな組織で、吹けば飛ぶ塵のような存在だが、続けることによって「見えてくる」ものが多々あった。
 「暖衣飽食」の時代、健康にも良い。末延氏など70キロを超えていた体重が56,7キロの理想的体重となった(彼は週3回やっているが)。ぼくは20歳のころと同じ62,3キロで、体調良好だ。
 「週間朝日」「アエラ」「赤旗」が取材にきた。掲載されるかどうか、わからないが、関心のある方は「ガンジーの会」のホームページを。

 終わって、同じくガンジーの会の会員の作曲家、如安さん、オペラ演出家の飯村さん、女優の松岡さんと渋谷でミュージカル「チバリヨ」の打ち合わせ。夕方から「ガンジーの会」の懇親会。信州からこられた藤森さんほか、6人ほどが参加。政治、経済、社会問題から映画の話までいろいろ話題が飛び、数時間がまたたくまに経過した。
 時間の経過の早さを改めて実感する。 少年老いやすく学なりがたし、である。
by katorishu | 2005-01-27 11:13

シナリオ演習、懇親会

 1月22(金)。
 渋谷で行われた早稲田大学第二文学部、シナリオ演習の生徒有志による「懇親会」に出席。「もぐりの学生」や、去年演習をとった学生、他大学の学生など、12人ほどが参加。レポートの執筆等に忙しい人や風邪ひきの人もいて、この人数となったが、ひとつのテーブルを囲んで歓談するにはほどよい数である。
b0028235_195318100.jpg最後まで授業に出席し熱心に聴講していた生徒がほとんど。みんな、ものを「書くこと」「創りだすこと」の面白さとむずかしさを同時に学べたのではないのか。なぜ、この演習をとったのか、将来の抱負等を一人づつ率直に話してもらった。
 生徒の一人で東京電力のベテラン社員T氏の縁で、東電の関連施設を使わせていただいた。結局、4時間をこえる長時間、飲み食いしながら教室ではできない「対話」「会話」をかわせた。
 この中から一人でも二人でも、「映像作家」に値する人物が育って欲しいもの。二部なので、年配の生徒もいて、話題もいろいろなところに飛び、4時間ほどが瞬く間に過ぎてしまった。時代を担うのは、なんといっても若者である。彼らがしっかりしなかったら、日本はあらゆる面で、どんどん沈んでいく。
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 早稲田でのシナリオ演習も、今年で終わり。ぼくなりに、繰り返し「創作することの意味」や「心構え」さらに「今がどういう時代で、なにが問題なのか」等々を熱く語ったつもりである。
 本日の参加者の多くは謙虚に受け止めてくれたと思う。
 幹事のFくんが、生徒の皆さんから聞いた言葉を、色紙にまとめて書いたのを、頂戴した。
 彼らの前途に明るい未来が開けることを願わずにいられない。
by katorishu | 2005-01-23 20:03

高感度ビジネスセミナー

 1月21(金)。
 夕方、水道橋で行われた「高感度ビジネスセミナー」に顔をだす。元日銀マンで『元日銀マンが教える預金封鎖』(8万部売れた)の著書のある本吉正雄氏と、「戦場カメラマン」櫻井靖子氏の講演を聞き、そのあと近くの居酒屋で懇親会。
 異業種交換会といったもののひとつである。以前、あるパーティで名刺交換した本吉氏からメールの連絡があったのでいってみた。
 30人ほどの集まりで、ぼくをふくめて数人はノーネクタイのフリーだが、ほかはスーツにネクタイ姿のサラリーマン。
b0028235_0164068.jpg(写真は櫻井カメラマンの作品)。 本吉氏の予測では、今年は某大銀行のひとつがつぶれ「国有化」され、地方銀行も二つつぶれる。さらに「不動産バブル」がはじけ、株価は1万円割れが確実とのことで、日本経済の先行きは相当暗い。今後、実質的増税も予定されており、日本経済に明るい見通しはない。本吉氏は「ぼくは婚約者が上海にいるjので、いずれ上海に逃げることも考えている」のだそうだ。日銀で調査の部署にいたとのことで、確信をもって語っていた。願わくば本吉氏の予測が当たらないことを期待したいが……。

 櫻井氏は、中学時代、自殺を考え、ひきこもりになり、その後も「人間嫌い」になって結局、1年遅れて高校に入ったものの、一週間で休学。1年間のフリーター生活で出会った一人のオバサンによって、人間嫌いが薄れ、大検をとって早稲田の二文に入学。結局、3年で中退し、イギリスにわたるなどの体験をへて、カメラマンとなった。
 彼女にとって、カメラは人とのコミュニュケーションの手段であり、カメラによって「自分が生きたい人生を生きられるようになった」という。カンボジアやボスニアにも一人ででかけていき数々の写真を撮った。彼女の行き着いた境地は、「自分の心の中の声が世の中のどんな常識より正しい」ことであるとのこと。
 櫻井さんは1967年生まれ。とつとつと誠実に自己の体験を語り、どんな人間も頑張ったら道は開けることがわかったそうである。マイナスの体験をプラスに生かす彼女の生き方にエールを送りたい。
 懇親会では、川柳のクラブを主催しているひとなど、新しい知り合いもできた。たまには、こういう集まりにもいってみるものである。
by katorishu | 2005-01-23 00:26

長編小説

1月20日(木)。
5年前に書き始め、何度も試行錯誤をしながら少しづつ書いてきた昭和24,5年を舞台にした長編小説が、ほぼ完成した。1年前、1700枚近くも書いたのだが、筋立てが複雑で、今ひとつわかりにくく、散漫な印象でもあったので、要素を削って1000枚ほどにした。
b0028235_0263290.jpg今月半ば、旧知の筑摩書房の元編集者、Oさんに読んでもらったところ、「面白い。一気に読めた」とのこと。意を強くして、この数日、Oさんの意見もいれ、後半部をさらに一部、改稿、推敲した。まだ改稿の余地があるかもしれないが、ぼくとしてはほぼ「完成作」としたい。
 注文があって書き始めたわけではないので、「出版不況」の折り、どこかの版元で出してくれるかどうか。
 今年は戦後60年。朝鮮戦争も「遠景」としてからんでいるので、出すなら今年である。ミステリーとファンタジー、および社会派小説の要素やテクニックをいれこんだ「労作(?」であり、出版に至れば幸甚である。
by katorishu | 2005-01-21 00:28

横浜の鯉

 1月18日(火)
 近所のマンション工事で、午前8時に地震の揺れのような震動で起こされる。夜型の生活なので、ずっと寝不足が続く。学校の工事が一段落したら、この震動である。
 すでに3ヶ月ほど続いており、迷惑そのものである。体調をこわす人もかなりいるはず。あまり続くようなら、なんとかならないのかと文句を言いにいこうかと思っている。
 他の場所に住んでいたとき、マンションその他の工事があったが、こんなことはなかった。地盤の関係なのだろう。あるいは工法がちがうのか。
 短期間なら耐えられるが、あまり長く続くようなら、一時的にホテルにでも避難することも考えられる。その際、工事関係者に費用など請求できるのかどうか。
 まあ、払わないであろうが、ためしにかけあってみようか、などと思っている。
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 本日、朝から横浜へ。(写真はそのスクールの近くの川で見かけた鯉)。13時から、横浜駅近くの「子役スクール」の取材であったが、早く起こされてしまったので、早めに家を出て、駅周辺のコーヒー店で創作をしようと思った。
 しかし、睡眠不足で頭の働きが鈍く、はかどらない。仕方なく文庫本を読む。ドストエフスキーの「悪霊」の下巻。あらためてドストエフスキーを読み返している。持ち歩く黒いカバンにいつもドストエフスキーの文庫をいれて、すこしづつ読んでいる。
 若いころ読んだときはまた別の興趣で迫ってくる。
by katorishu | 2005-01-19 00:50

芝居日和

 1月15日(土)
 一日中、雨。13時より、三宿中学で、劇団オフィス・レクラム舎の舞台の本読みに立ち会う。三軒茶屋に去年の秋にできた小劇場で今年の2月末に公演する作品。
 ぼくをふくめ3人の脚本家による競作だ。「ベンチ」という総合タイトルで、ぼくは「まぼろよ」という記憶喪失者の中年男の話。公園のベンチの前で、偶然、娘らしき若い女と出会い……劇が展開していく。
 「まぼろよ」は大衆演劇の常道にのっとった作りである。この日、本ができてきた小松幹生氏の作は、別役実氏に代表される、男女の奇妙な感情の交錯したもの。印象は対極的で、これをひとつの舞台で演じるのも、面白い。もう一作は大久保氏の病院ものとか。
 途中で失礼し、目黒にあるホリプロに。子役関連の取材。
 そのあと、新宿シアター・モリエールでの劇団東京スゥイカ公園「ひねもすの煙」を見る。
 比佐廉氏の作演出。これで5作目だというが、4作を見ている。次第に腕をあげてきている。
 以前、ぼくの作演出の「メアリーという名の姉」に出演した島田果枝氏も、達者な叔母役ででていて、もりあげていた。
 この作についての「劇評」は、近々、当ホームページの映画演劇評に載せる予定。
 終わって、出演者や知り合い観客たちと、ちょっとした飲み会。
 御客の多くも芝居関係者。
by katorishu | 2005-01-17 15:06

同窓の集まり

 1月13日(木)。
 お茶の水で、昭和37年に東京外語のロシア科に入学した同窓生の集まり。数日前に急に決まったので、急遽連絡がとれ都合のついた8人が集まり、昼食をとりながら、しばし懇談。
 アメリカで弁護士をしている小林正子氏が一時帰郷しているので、彼女を中心に集まろうということになったのである。
b0028235_1364678.jpg写真は、お茶の水駅前のビルにある中華料理店からみた展望。手前は湯島聖堂。快晴の好天気で、遠く筑波山が見えた。
 小林さんとは、卒業以来、30数年ぶりの「再会」。彼女は外語を卒業後、すぐアメリカに渡ってUCLAにはいり、その後、ボストンに移ったりしながら、国際関係論や経済学ほか、人文系の学問を学び、結局、弁護士になり、今に至っているという。当時の東京外語のロシア科は定員40人。女性は5人ほどであったろうか。「男社会」のなかで、男に負けずに頑張っていた。現在の外語は女性が圧倒的に多いそうだ。場所も移ったし、名前は同じでも、これはもう別の大学であるといっていい。
 集まった人は、定年退職し、悠々自適の人が数人。商社勤めのあと、自分で貿易会社をつくって経営しているひと、日英の医療プロジェクトにかかわっているひと等々。
 他のクラスメートは……高校、大学の教官になったひとが多く、ほかは商社マンになったひと、それにマスコミ関連の職についている(定年になった人も)人が多い。
 外国生活の経験者が多く、子供さんが外国人と結婚したり、海外に住んでいる人ケースも多かった。いきおい、現在の日本の現状に批判的にならざるを得ない。
 アメリカの悪しき部分だけを真似て、一部の金持ちと、多数の貧乏人に、わかれていく流れを危惧する意見があいついだ。「日本は民主主義国じゃあないね。まだ後進国である」との意見も多かった。そして、かなりきつい外務省批判。
 やはり、政治の責任が大きいだろう。現状のシステムを変えていかないと、日本は大変なことになる……という点で、全員の意見が一致した。
 外から日本を見るという視角をもっているので、面白い話し合いだった。
 またの再会を約束して、3時間近くの歓談を終えた。 
 
by katorishu | 2005-01-14 01:54

歳月人を待たず

 1月12日(水)
 新年になったと思ったら、早くも月の半ば近くが過ぎてしまった。予定していたことの半分もできていない。まだ残された時間が多くあったころの、無為無策に過ごした時間が悔やまれもする。だが、それに気づいたときは、もう決定的に遅いのである。
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 本日、早稲田大第二文学部の授業。フィクションを書く心構え、日頃心がけることなどを中心に話す。生徒はほとんど休まず常時出席する15人ほど。出席はとらないので、ほどよい数になった。
 一頃の浮ついた空気の生徒はいない。そんな生徒はそもそも、しんどい「シナリオ演習」など受講しないか、途中で「見限ったか」「あきれめて」出席しない。
 「もぐり」の生徒が常に数人いて、こちらのほうが熱心な場合もある。そんな中から一人でも「映像作家」に値する人材が育っていってほしいものだ。世界に通用する作品といったら、やはり「映画」である。
 映画は家庭でテレビやビデオなどで見るのではなく、ぜひとも映画館に足を運んでみてほしい。家の中の明るくて、小さな画面で見るのと、暗い映画館の大きなスクリーンで見るのとでは、別の作品かと思われるくらいに違う。
 そろそろ年金生活にはいる「団塊の世代」の人間に、もっと文化、芸術面に時間とお金を使ってもらいたいと、切に希望する。彼らの時間の過ごし方が、日本の将来を左右することになるだろう。
by katorishu | 2005-01-13 02:14

国際女優を夢見て

1月8日(土)。
渋谷・道玄坂にあるヒューマン・アカデミーを取材。将来的にはハリウッド映画にでて、国際的なスターになること夢見ている少女たちのトレーニング。
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スチュアートさんというユニークな英語教師が、ラップのリズムで英語を教えていた。子供と同じ土俵にたって、派手なアクションで、とにかく独特の雰囲気をつくって子供たちを巻き込んでいく。
 日本人にはなかなか出来ないユニークな教授法で、参考に値する。スチュアートさんの本職はミュージシャンのようだが、こういう試みの中から新しい芽の出ることを期待したい。
 そのあと、べつの子供タレント事務所主催の800人ほどが集まるキッズモデルのオーディション風景を取材。そう簡単に「光」があたるものではなく、光があれば影もあるのだが、ともかく、なにかにチャレンジすることで、得られるものがあるはず。
 プラス、マイナス両面があるものの、プラス面に視線をあてたい。春に出版予定の『子役という仕事』の取材の一環。
by katorishu | 2005-01-09 14:18