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 5月30日(月)
■ 最近見た日本映画は『阪急電車』と『八日目の蝉』。ともに「見てよかった」と思える佳作で日本映画も捨てたものではない、と思ったことだった。その延長上の気分で、封切られたばかりの映画『プリンセス トヨトミ』を見た。原作は万城目学で、知人から「とっても面白い小説」と聞いていた。

■ベストセラーはたいてい期待外れになるし、「話題の映画」というのも、ちょっと割り引いた気分で見ないと、がっかりすることが多い。で雨の一日、ずっと家で仕事をするつもりでいたが、そういえばと思いだし、品川プリンスシネマにいき、見た。

■『「鴨川ホルモー」などで知られる人気作家・万城目学の直木賞候補にもなった小説を、『HERO』の鈴木雅之監督が映画化した歴史ミステリー。会計検査院による査察をきっかけに、約400年もの間守られてきた秘密が発覚し、大阪中を巻き込む大騒動に発展していくさまを描く。物語の要となる3人の調査官を、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生が好演。歴史に裏打ちされた緻密(ちみつ)な構成と、個性豊かな登場人物たちが織り成す奇想天外な万城目ワールドに魅了される』とあるのだが。

■出だしは面白く、引きずり込まれたが「大嘘」になるころから引けた気分になり、やっぱりなと少々げんなりした気分で映画館をでた。父と息子の絆、というテレビドラマ的テーマに絞ったことで、奇想天外な仕掛けが小さくなった。もっと風刺の味をきかせ、毒のあるものかと思ったが。フジテレビと関西テレビ、それに東宝の制作。
by katorishu | 2011-05-30 07:26 | 映画演劇
 5月27日(金)
■北品川にベローチェというコーヒーのチェーン店がある。コーヒー1杯が170円と、この種の店ではもっとも安いのではないか。普通の喫茶店の数倍の広さで満席になることは滅多になく、長時間いても迷惑はかからなそうなので、品川図書館にいくついでによく立ち寄る。

■品川神社の近くで、旧品川宿の中心近くにあり、ビジネス街ともやや離れている。そのためか地元の人が多いようだ。じつは昨日も午前中にいき2時間以上読書していたが、ふっと本から目をあげ周囲を見回すと、ご老人ばかり。平均年齢70を超えるのではないか。昼休みなどは若い人もいるが、午前中は8割までは高齢者。男性は一人できて新聞や本を読んでいるか、ぼーっとしている人が多い。女性は数人でやってきて、とにかくよくしゃべる。

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by katorishu | 2011-05-27 08:43 | 社会問題
 5月25日(水)
■大津波被害をあわれた人たちも大変だが、それ以上に大変なのは福島原発事故である。東電や政府の当初の発表とは違って、早い段階で炉心溶融が起こっていた。本日の朝日新聞朝刊によれば、津波以前の地震の段階で炉心の冷却装置の破損が起こっていたらしい。

■「想定外」をしきりに口にする当局の理屈は崩れる。今後、被害にあった人たちへの補償額も天文学的な数字になる。東電はJALのように破綻するしかないのではないか。安易な電力値上げ、増税による国民負担は最後の最後にしないと、多くの国民は納得しない。

■「戦後ニッポン」は、ここに終わりの始まりに入ったといってよいだろう。考えてみれば原発はアメリカの強い要請にのって「国策」となった。占領が終わっても、アメリカは事実上、日本を「支配下」におき、陰に陽に「管理」してきたといってよい。現在も根っこは同じ。板垣英憲氏によれば、駐日米大使館内の「日本管理委員会」を拠点とする対日工作担当者マイケル・ジョナサン・グリーン(米戦略国際問題研究所日本部長)の意向で、菅直人首相を退陣させ、「前原誠司首相」誕生へ向けての動きが水面下で活発化してきているようだ。

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by katorishu | 2011-05-25 07:11 | 政治
 5月23日(月)
■大震災以後、多くの人たちにどうも「よろしくない」傾向が出ているようだ。地が揺れ、大津波、そして原発事故。これまで堅固だと思っていた暮らしの場が、極めて不安定で、ゆらゆら揺れること自体、脅威だが、さらに解決の糸口が見えない原発事故である。存在を脅かされる本源的不安が無意識のうちのも多くの人々の心に巣くっている。目に見えないので表面的にはわかりにくいが、相当深刻である。心にもたらず「傷」が顕在化するのは、これからだ。

■文学史をひもとくと明らかだが、文学や芸術は戦争や大天災など悲惨な出来事のあとに花開く。多くの人々が存在をおびやかされ、命を絶たれたりするなか、日本的にいえばこの世は常ならず、つまり「無常」であると実感する。不安な心が、ある種の「養分」になり、皮肉なことながら「知の土壌」を肥やすのかもしれない。現在、そんな観点から、昭和初期を舞台にしたノンフィクション執筆の準備をしている。某メディアで連載になる予定。

■その合間に、諸々やるべきことがあって、脳機能がフル回転。脳の疲れをとるためには睡眠しかないが、ぼくの場合、暗い館内で映画を見ることによっても疲れはとれる。時には映画館は仮眠の場所となるが。本日、イギリス在住の作家カズオ・イシグロの長編第5作にあたる小説「Never let me go」を元にした映画『わたしを離さないで』を日比谷の映画館で見た。

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by katorishu | 2011-05-23 05:35 | 映画演劇
 5月19日(木)
■世界的にデジタル化の流れはとどめようがなく、朝日新聞も本格的に「朝日新聞デジタル」を始めた。これまでも電子版がでており、インターネットでかなりの程度無料で読めたが、これは本格的な「電子新聞」といってよい。横組みである。デジタル版独自のコラムなどもいれるようで月額3800円。デジタルはなかなかビジネスモデルとして成立しにくいと言われるが、さてどうなるか。

■すでに産経新聞が紙の新聞をそのままデジタル化したものを無料で(Ipadは有料)、さらに日本経済新聞は電子版を有料でだしている。ぼくが本文の記事に劣らず注目しているのは広告である。かなりのスペースをさいて載っている広告にこそ、じつは世相が忠実に反映されており、時代を読むよすがになる。戦前の新聞などを国会図書館などで電子版で読むことがあるが、もっとも興味深いのは広告だ。企業や人が「なんとか売ろう」と懸命に知恵をしぼってイラストやコピー文をつくる。そこには、記事以上に雄弁に「時代」の特徴が語られているのである。

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by katorishu | 2011-05-19 07:54 | マスメディア
 5月16日(月)
■渋谷で2つの組織に出向き、協議。そのあと、別の協議。帰宅してさまざまな人とメールのやりとり。その間、珈琲店などに入り、寸暇を惜しんで原稿執筆等々。さすがに疲れた。脳機能の許容量一杯といったところ。ただ脳が活性化するし、悪いことではない。

■年金生活にはいって社会とかかわりを持たない人が多くなっているようだが、ぼくなどには考えられない。時間と暇のある人は、ボランティアで子供に読み聞かせをしてもいいし、いろいろ社会とかかわる仕事はあるはずだ。テレビの前に座って終日どうでもよい番組を見ている人も多いらしい。限られた命なのに、もったいないことである。

■大震災のニュースなどから目を話せない。阪神大震災も大変だったが、今度の大震災はその比ではない。なにより福島の原発事故。この事故のもたらす社会の毀損はいまだはっきりしない。終わりのないところが恐ろしい。報道では東電が初期に発表していたデータは大甘であり、最悪の数字から目をそむけたい心理があって結果的にデータ隠しをしていたようだ。

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by katorishu | 2011-05-16 21:49 | 社会問題
 5月13日(金)
■福島原発事故、当初危惧したように最悪の事態にむけて進んでいるようだ。事故直後水素爆発があった。単なる水蒸気爆発であると、テレビに出ていた「専門家」は解説していたが、それが間違いであうことが、だんだんはっきりしてきた。さらに東電は、炉心が融解し高濃度の放射能汚染が数値としてでているのに、これも秘匿していた。

■自己に都合の悪い情報は出来るだけ隠そうとする。それは誰でももっている自己防衛の心理だが、ことは多数の人の生き死ににかかわることである。あとでわかるような「事実」を秘匿することは危機管理の面でも失格である。これだけの大企業である。駄目なやつも多いが、優秀で賢い人も一定はいると思うのだが。筆者が昔在籍したことがある某巨大放送局には、駄目なやつも多かったが、極めて優秀な人もいた。ただ、出世していく人はまた別の力学のもとで動いていく。

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by katorishu | 2011-05-13 13:57 | 社会問題
 5月12日(木)
■東日本大震災からちょうど2ヶ月が過ぎた。死者、行方不明者は膨大な数にのぼり、被災地にはがれきが放置されたまま。仮設の住宅もほとんど出来ていない。福島原発の事故が加わり、こちらにはアメリカや財界が深くからんでいるので菅政権は原発への対処に精一杯で、ほかの被災地の対策がまったく不十分である。その原発だが、打つ手なしの状態が続く。

■いくら「未曾有の大震災」といっても、「経済大国」を自認する先進国である。被災地の復興がこれほど進まないのは、政府、行政の責任である、といってもよい。復興がすすまない理由はいくつもあるであろうが、そのひとつは政府与党の民主党がふたつに割れていることだ。こういうときこそ挙党一致で事にあたらなければいけないのに。

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by katorishu | 2011-05-12 00:17 | 社会問題

「情報鬱」という病

 5月10日(火)
■今のように情報が氾濫し、誰でもその気になれば情報をたやすく集められる時代は、かつてなかった。便利といえば便利で、プラスに評価することもできるが、膨大な情報のなかで溺れそうになっている人も多いのではないか。

■「旧メディア」にくわえてネット上に氾濫する膨大なネット情報。たとえば原発をめぐっても、賛成、否定の意見がとびかってる。素人の意見ならともかく「専門家」の意見も相反する見解が飛び交い、なにが「事実」で、なにが「真実」なのか、情報をとればとるほどわからなくなる。そんな中「情報鬱」といった病が流行りだしているようだ。あまりに膨大な情報、それもどれが正しく、どれが正しくないか、わからなくなり、戸惑い、不安になり、疑心暗鬼になって、暗い気分にさえなる。

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by katorishu | 2011-05-10 14:32 | 社会問題
5月8日(日)
■ゴールデンウイークも本日で終わり。長い間「自由業」をやってきたので、連休といってもピンとこない。淡々と一日6,7時間仕事をした。気まぐれであり、毎日が日曜日といえばいえる。その日の気分で仕事をしたり遊んだり。それでもほとんど締め切りを守ってきた。考えてみれば、ひところはそれこそ「眠る暇もない」ほど原稿書きに終われ、ホテルに缶詰になることも多かった。

■ある時期、ものすごく仕事をし、当時は鉛筆で原稿用紙に書いていたので、腱鞘炎になったりした。ワープロを買ってなんとかしのいだ。とにかく、書きましたね。相次いで注文がくるので、とにかくこなした。例えばTBSの昼の連続ドラマを65回、その時間帯につづいてTBS系のMBSの20回ほどの連続ドラマを執筆した。いずれもオリジナル。書いた時期は違ったのだが、同じ日に同じテレビ局でつづいて2シリーズの連続ドラマが「香取俊介脚本」とスーパーで流れるのである。

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by katorishu | 2011-05-08 23:55 | 個人的な問題