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 7月31日(日)
■暑さも一段落。今朝方、地震があり、それなりに揺れた。福島は震度5であったそうだが、さらに大きな地震が見舞えば、福島原発で大変な事態が発生し、関東平野に人がすめないくらいの被害をもたらす。その可能性を否定できないことが、怖い。そんな中まだ「原発をやめれば、日本の有力企業が海外にでていってしまう」などと、テレビなどで語っている識者がいるようだ。

■日本に愛着をもてない企業など、出て行きたければ出て行ってもらったらいい。経済原理主義一辺倒の企業やその経営者等が日本からでていってくれたら、新しい社会システムの構築も早まり、日本は数字の上では「豊か」ではないが、住みやすく、それなりの幸福感をいだける国に変わりうる。ところで、この夏は蝉の鳴き声をほとんど聞かない。過日、みんみん蝉の声を一度きいたが。蝉が近所から消えてしまった。ぼくの住む界隈だけの特殊な現象なのか。どうも、放射能汚染が関係しているのでは、と思ってしまう。

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by katorishu | 2011-07-31 09:56 | 社会問題
 7月29日(金)
■保安員のやらせがまた発覚した。社会保険庁の年金処理ミス以来、官への国民の信頼がゆらいでいる。昔だって、相当いい加減なことが行われていたが、当時は日本社会全体に良い意味での「アバウト」さが支配していた。今は国民の多くが厳しい暮らしを強いられている。そんな空気のなか巨額の金銭のあつまるシステムのもと、恩恵を受けている人たちは、よほど自己を厳しく律しないといけないし、そもそもそんな恩恵を受けていること自体、おかしい。

■本日は一緒にプ某ロジェクトを推進している某氏と地下鉄築地駅であい、近くを散策した。埋め立てられた築地川には愕然とするが、まだ昔ながらの木造家屋が残っており、比較的風情がただよっている。某社で打ち合わせ。そのあと銀座にでて飲茶を食しながらしばし雑談。劣化の坂を転げ落ちつつある日本。それが銀座にも現れている。風情のあるおの、情緒あるものが、消えていく。これを率直に表現して劣化という。劣化になんとかして歯止めをかけたいのものだ。

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by katorishu | 2011-07-29 20:44 | 文化一般
 7月27日(水)
■最近早寝早起きを心がけており、たいてい10時ごろ布団に横になり、本を読むうち30分ほどで寝入る。一度目がさめまた眠り午前6時ごろ起きる。そんな生活を続けると、1日が長く感じられる。脳を激しく使う仕事はたいてい午前中でおえる。以前は夜昼が逆転し、午前7時ごろ寝ていた。これでは体をこわす、とあらためた。が、本日は珍しくユーチューブを見てしまい、夜更かしをし、日がかわったのにまだパソコンの前にいる。

■ユーチューブで日本の歌を聴いた。岩崎宏美、井上陽水、中原理恵、テレサテン、小坂明子、首里エイコ等々。テレビの音楽番組全盛のころ活躍した歌手だ。(陽水はテレビにあまり出なかったが)。現役のアニメ歌手、林原めぐみや高橋洋子なども澄んだ声をしてうまいが。総じて、70年代、80年代の歌手のほうが圧倒的に歌唱力があった。歌詞も音楽も心に沁みるものが多かった。当時はテレビの音楽番組が隆盛で、ぼくもしばしばミュージック・ステーション他を見た。「昔はよかった」などとはいわないが、音楽に限っても、最近の傾向はあまり褒められない。

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by katorishu | 2011-07-27 01:39 | 文化一般
 7月25日(月)
■日曜日、カミサンと新宿花園神社で椿組恒例の野外劇『けもの撃ち』を見た。芝居はどうしても知り合いの役者が出ているので見にいくということになる。半ば義理で。時間の無駄と思うときもあれば、見て良かったと思うときがある。今回は後者で、カミサンの知り合いの役者が出演。昨年夏の野外劇は井上ひさし作品の『天保12年のシェークスピア』で、なかなか面白かった。今回はそれとは別の趣だが、構造は似ている。なによりパワフルだし、妖しいし、テンポがあって、昔の祭りの雰囲気を思い出させてくれた。

■新宿通りを神社の参道に折れてすすむと、掘っ立て小屋がオレンジ色の明かりのもとに浮き上がる。下は土間で幕があがると、前方に新宿明治通りが見える。そんな中で異空間を区切った、おどろおどろしくも妖しい芝居がはじまる。作演出は34歳という竹重洋平氏。プロデュースは椿組の座長の外波山文明氏。山の民のサンカが主人公で、それに遊女とヤクザがからむ。松本幸四郎の長女の松本紀保ほか、多彩なキャストで、激しい動きや踊り、テンポの速い台詞の乱射等々。

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by katorishu | 2011-07-25 23:20 | 映画演劇
 7月23日(土)
■昨日、台風はそれたものの朝方は肌寒かった。出来たばかりの財団法人デジタル文化財創出機構の主催するシンポジウム「文化情報の整備と活用~デジタル文化財が果たす役割と未来像」に顔をだした。13時半から17時すぎまで図書館、博物館関係者ほか、文化庁、総務省さらに研究者らが集まり、熱く討議をした。文化とは過去の記憶や業績、文化活動の集積の上に成り立つ、つまり「文化はリサイクル」するという考え方を基軸に、この観点から日本文化を活性化していこうというもの。

■東大の吉見俊哉副学長等が以前から唱えているもので、この方向は正しいし、大いに意味がある。シンポジウムでは一種の「政策提言」を含んだ議論が展開され、興味深いものだった。文化はリサイクルするものであり、だからこそアーカイブが大事でMLA連携が必要である。Mとはミュージアム、博物館,Lは図書館、Aはアーカイブの頭文字である。これにUの大学、Iの産業がくわわり、これらが連携しつつ文化財を「文化資源」としてデジタル保存する。それを新しい文化創出のための土壌にしていこうとするものである。

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by katorishu | 2011-07-23 09:43 | 文化一般
 7月21日(木)
■暑いと思ったら本日はうってかわって肌寒いほど。体調を壊す人も多いのではないか。本日の朝日新聞夕刊の劇評に『滝沢家の反乱』が載った。加藤健一事務所の100本記念公演だ。昨日、本多劇場で見た。知り合いの加藤忍がベテランの加藤健一と事実上の二人芝居を演じるとあっては、見なくてはと思った。他に風間杜夫などが声だけの出演。

■南総里見八犬伝の作者、滝沢馬琴の家庭内の事情をあつかった、ややコメディタッチの劇。八犬伝の執筆に執念を燃やす馬琴と、「まともでない」その妻、精神をやんでいる息子。その中にあって息子の嫁となったお路と馬琴との「奇妙な関係」を描いたもので、大変面白かった。劇評の大笹吉雄氏も指摘していたが、前半の加藤忍(馬琴の息子の嫁)はもうひとつという印象であったが、滝沢家に落ち着いてからの演技は加藤健一とよっつに組み遜色のない演技で、危なげなく見ることができた。

■セット、脚本、演出とも、これまで見た加藤健一事務所の公演では「木靴のなんとか」(題名は忘れた)とともに秀逸の作であったと思う。こういう芝居を見ると、自分でも作・演出をやってみたい気分になる。そのうち、そのうちと思ううち時がいたずらに流れ、気がついたら棺桶、ということにならないようにしたいものだが。忍ちゃん、まずはよかったねといいたい。終わってすぐ携帯メールで印象を送信した。今後、伸びていくに違いない舞台女優で、今後の活躍が楽しみ。まだ公演中なので、おすすめの作。好評につき、連日満員のようなので、切符がとれるかどうか。
by katorishu | 2011-07-21 22:24 | 映画演劇
 
 7月17日(日)
■以前、テレビドラマが好きで、毎週数本は見ていたのだが、最近テレビドラマをあまり見なくなった。テレビそのものを見ない。1日平均30分ほどか。本来は「ドラマ作家」なので出来るだけテレビドラマを見たいと思うのだが。老若男女が織りなす「家庭劇」がすくなく、犯罪もの刑事ものばかり。見ても時間の無駄である。フィクションは映像、活字とも好きなので、結局、映画を見ることになる。一口に映画といっても千差万別で、それこそピンからキリまであるが、役者や監督、それにストーリーなどの概要をつかめば、10中8,9は愚作か佳作か、かなりの程度分かる。映画を比較的よく見続けているからこそ、と思っている。

■土曜の夕方、日比谷で見たのは『BIUTIFUL』(アルハンドロ・イニャリツゥ監督)。ハビエル・バルデムが主演しているので見なくてはと思い、日比谷まで出かけた。ハビエル・バルデムはコーエン監督の『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したスペインの俳優である。その存在感は圧倒的で、世界に数多いる役者のなかで、ベスト3にいれてもいいくらいだ。癌で余命2ヶ月と宣告された、矛盾の固まりでもある中年男の揺れる心情が、一種荒々しいタッチで見事描かれていた。監督もハビエル・バルデムを念頭においてシナリオを書いたと語っている。147分もの長尺だが、退屈なシーンは一切なく、お客を画面に引き込んでいく。さすが映画、金をだして見るものだ、とあらためて思った。タイトルの綴りの誤りは、ほとんど教育を受けていない主人公がそう思い込んでいることからきている。

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by katorishu | 2011-07-18 05:14 | 映画演劇
 7月15日(金)
■人と会うと暑いですねえが、通り言葉になってしまった。日陰はまだしも日中の日向の暑さは息苦しくなるほどで頭がくらくらする。ビルなどにはいる。例年とちがってクーラーが過剰にきいていない。それがぼくには好ましい。夏の効き過ぎの冷房は酷暑と同じく、体がうけつけない。

■昨日は銀座、神田、また銀座と移動し会議や仕事の打ち合わせ。なかなかスムースに事が運ばないようで、知恵のだしどころなのだが。難しい時代になったものだ。「そんなもんでいいんじゃないの」が通った1970年代、80年代がまるで「夢」のようでもある。この時代を知らない若い人と知っている人のギャップも大きい。表面上、妙に素直な若者の多いことも気になる。

■ところで政治である。菅首相が突然「脱原発」を宣言したことで波紋がひろがっている。政治ブログのなかでは、元毎日新聞政治部の板垣氏による「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」を毎日、愛読しているが、最近のブログで板垣氏はこう記す。『小沢一郎元代表は、菅直人首相に「脱原発」明言を指示し、霧に包まれた空間のなかで、目障りな政敵・仙谷由人代表代行を血祭りに上げようとしている』。なるほど。

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by katorishu | 2011-07-15 06:41 | 政治
 7月13日(水)
■連日の猛暑というより酷暑という表現があたっている。節電と健康をかねて早寝早起きを励行している。たいてい午後10時前に床につき読書をするうち眠くなってそのまま眠り、午前5時から6時ぐらいには目をさます。7時ごろ開店のコーヒー店にいったりして読書、資料読み、そして原稿執筆で一日は始まる。

■朝は比較的涼しいので天王洲まで10分ほど歩きコーヒー店にはいったり、運河をぼんやり眺めたり、小さな神社の木立の下にたたずんだり。緑が圧倒的にすくなく、それが物足らないが、こういう時代は、病気にならないのが、なによりの「生活防衛」である。といっても、夜、外で飲む機会が多い。昨日も午後から品川インターシティで「モバイル集客研究会」に出席したあと、参加者らと隣のビルの居酒屋に。話すべきことはいくらでもあるので、話が弾み、つい飲み過ぎ。

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by katorishu | 2011-07-13 12:53 | 文化一般
7月8日(金)
■暑い日がつづく。早寝早起きを励行している。たいてい午後10時に眠り午前6時前に起きる。朝起きると、まず新聞を開く。暗くうんざりするニュースばかりだ。昭和初期の社会相とますます似てきた。当時の新聞雑誌などを資料として読み込んでいるので、いっそうその感を強くする。まず懸念材料は原発である。世論は廃止の方向に動いているが、口では「脱原発」「原発廃止」といっても、事はそう簡単ではない。

■すでに出来てしまっている原子炉や使用済み核燃料を、どう始末するか。これひとつとっても相当厄介であり、膨大な費用もかかる。原発の段階的廃止のロードマップをつくる一方、これにかわるエネルギー源をどうつくっていくか。さらに社会のシステムそのものを新しく組み替えしていくか、知恵を絞らなければ。しかし、いうは安く行うは難しである。

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by katorishu | 2011-07-08 09:10 | 社会問題