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 4月28日(日)
■すでにゴールデンウイークに入っているようだ。「消費不況」の折り、アベノミックスというたまさかの僥倖によって株でもうけたり結構な所得のある人は、貧血状態の社会に活気をもたらすため、大いに消費・浪費して欲しい。あまり経済に余裕のない圧倒的多数(と思われる)の人たちは、それぞれ個性的な過ごし方をするのだろう。この際だからと読書と映画に淫するのもよいのではないか。伝統的な「娯楽」が「古くて」「新しい」ものであると、再認識する。

■昨日、品川で仕事がらみで、79歳にして未だ旺盛な執筆力を維持するA氏夫妻にお会いしたあと、カミサンと品川プリンスシネマで、三浦しおん原作の映画『舟を編む』(石井裕也監督、松田龍平、宮崎あおい主演)を見た。出版社の地味な辞書出版部を舞台に、15年という膨大な時間をかけて「大渡海」という大部の辞書を仕上げるまでのプロセスを、編集部の人間関係をからませ淡々と描く。

■普通のドラマや映画企画では「地味すぎる」といって没にされる素材を、133分の長丁場ながら最後まで飽きさせずに引っ張っていく力がある。率直にいって面白く、長さを感じさせなかった。松田龍平の一種「変人」の演技も、小田切ジョーの対照的な明るい演技もよく、松田龍平と夫婦になる宮崎あおいの押さえた演技もいい。辞書の監修者の加藤剛、定年退職後嘱託として辞書編纂に協力する小林薫等々みんな良い味をだしていた。

■ひとつの辞書ができあがるまでは、こんな地味な作業を延々10年以上にわたって続けるのか、と初めて知ったことも多い。なにより「文字」「言葉」「言葉の解釈」「新しい言葉の収集」など、言葉のもつ深い意味について焦点をあわせ、そこに関わる人たちを個性的に浮かび上がらせたスタッフの情熱と技量に拍手をおくりたい。見終わって安堵し癒された。同時にやはり「言葉は大事」であり、人間の原点であるなと思ったことだった。

■映像、映像といってそちらに比重をかけた作品が多い中、言葉を主軸に描いて、これほど感動を与えてくれる作品は滅多にない。日本映画も、こういう素材をもとに、いぶし銀の魅力で「世界」を作り出せば、道は開ける。アクションが主軸ではハリウッド映画の二番三番煎じでしかない。日本映画の方向を具体的に示してくれた作品としても、意義深い作と思う。映像文化もふくめ地盤沈下がいわれる日本文化・芸術関連のなかで、こういう映画が作られ、一定のお客を吸引していることは、率直にいって嬉しい。もちろん「問題作」「人間の面妖さに鋭く迫る作」ではなく、「小品」といえるが、心が洗われる。
 ゴールデンウイークにお奨めの1作です。テレビ・映画関係者も是非見て欲しいもの。
by katorishu | 2013-04-28 11:09 | 映画演劇
 4月24日(木)
■ドストエフスキーの新訳『地下室の記録』が亀山郁夫氏の新訳で集英社より出た。昔、江川卓の訳で読んだことがある。あらためて読み直すと、まさに「今」の面妖な社会、システムを鋭くかつ深く指摘されているようで、ドキッとする。じつに面白い内容である、とあらためて思う。

■『人間というものはシステムや抽象的な結論というのが好きなあまり、自分のロジックを正当化するためなら、わざと真実をゆがめて、見て見ぬふりをしたり、聞いて聞かぬふりをするといったことも辞さないものなのだ』 まったく、今に通じるもので、文明が人間を進歩させたなんて幻想でしかない、ドストエフスキーは繰り返し指摘している。

■『文明のおかげで、人間が昔ほど残忍でなくなったことは少なくとも言えるだろうが、その残忍さが以前より悪質かつ醜悪になったことだけはたしかである』
『血は川のように流されているばかりか、シャンパンのように楽し気に泡立ちグラスを伝っている』
などの鋭い指摘が全編に満ちていて、いろいろと考えさせてくれる。
 亀山氏の新訳は読みやすい。購入して手元におき、時々拾い読みするだけで、きっとあなたの世間を見る目は変わると思います。
 ぼくも毎日20分ほど繰り返し読んでいますが、教えられます。
by katorishu | 2013-04-25 10:06 | 文化一般
 4月22日(月)
■東京の電車に乗ると、乗客の多くがスマートフォンをいじっている。旧来の携帯を見ている人もいるが、ぼくの目にした限りでは9割がスマホ派という気がする。地方では、大都会ほどスマホが普及していないと聞くが、このごろ都心から出ることが少ないので実態はわからない。

■一方、IT業界では既にスマホ以降の新しい形の機器をめぐる競争がはじまっているという。その一つはウエアラブル、つまり眼鏡とか身につけて使えるもので、時計型もでてくるそうだ。軽く、便利で、お手軽に使えるというのが時代のトレンドなのだろう。技術者はその技術が社会におよぼす影響の善し悪しは別して、技術者の「本能」として、より新しく、より便利で、より安価なものの発明、開発に情熱を傾けるのだろう。その精神は芸術家などと大きな差はないが、具体的に生活の及ぼす影響は天と地ほど違う。

■眼鏡でスマホと同じような機能が得られるのはいいとして、どのような中身を提供するのか。天気予報とか株価とかスポーツの結果とかであったら、たんに新奇なものとして使われるのだろう。一方、それが特に脳の柔らかい幼年層・若年層にどのような影響をおよぼすのか、気になるところだ。既に脳に誤作動を起こしている人が増えているようだが、ITが身近になり体の一部になるようだと、脳への「悪影響」についての研究も併行して行う必要がある。便利さも極限に達すると、いろいろと新たな問題を派生させる。将来大変なことになる前に(可能性だが)、専門研究者の実証的な研究、調査が必要である。政府・行政は、金儲けばかりでなく、こういう面にも予算をさいて真摯な研究調査をすべき。
by katorishu | 2013-04-22 09:41 | 社会問題
 4月19日(金)
■アメリカ・ボストンでの爆破事件、犯人はアルカイダではないようだ。二人の少年が容疑者としてあがっていて、CNNで実況放送を今見ているのだが、背景にルサンチマン(恨み)があることは容易に想像できる。この世から格差がなくなることはなく、ある程度の格差は仕方がないにしても、過剰で異常な格差は問題で、社会の悪の土壌となる。

■アルカイダがはびこる背景にも貧困と格差への怨嗟がある。過日アメリカで17年間暮らし、去年日本にもどった女性とじっくり話し合う機会があったが、「アメリカに比べたら日本は天国。アメリカだと、いつも命の危機にさらされている」と語っていた。彼女の夫はアメリカ大使館員なので、いずれアメリカにもどる可能性もあるが、なんとか日本に残りたいとのこと。

■日本がバブルをむかえていた時にくらべアメリカも治安がかなりよくなったと思っていたが、悪化している。イラク戦争とリーマンショックをへて、アメリカは一部の富裕層をのぞき、貧困層が激増し、社会が非常に不安定になっている。現在、日本をアメリカ化することに情熱を傾けている識者や政治家がいるが、日本は独自の道を歩むべき。以前某W大学で非常勤講師をしていたとき、そんなに日本の伝統文化を軽視すると、日本はアメリカの51番目の州になってしまうぞと生徒にいったところ、彼は早くそうなって欲しいといった。なぜならアメリカ人になれるなら格好いいじゃないですか、というのである。唖然。
by katorishu | 2013-04-19 23:00 | 文化一般
 4月17日(水)
■単館映画には小品ながらじつにいい味をだしている作品が多い。昨日、銀座四丁目の交差点近くのシネスイッチ銀座でイタリア映画『ブルーノのしあわせガイド』を見た。『リメンバー・ミー』などで知られるファブリッツィオ・ベンティヴォリオが、サエない中年の主人公を演じる。脚本家のフランチェスコ・ブルーニの監督作品。主人公の「売れない」作家は、15年前にある女性とホテルにとまったことで男の子が生まれたのだが、彼は今までその事実を知らなかった。彼は芸能人やスポーツマンらの「自伝」の代筆で食べていて、どうもホモっ気があるようだ。

■昔の女と出会い、15年前にあなたの子を産んだと知らされる。女はマリ共和国にいくので、その間、「息子」をあずかって欲しいと。どこか人の良い売れない作家は、16歳を目前にした中学生の「息子」を引き受け、同居するハメに。彼は副業として学習塾をやっているのである。この息子、人間はいいのだが、不良であり、学業成績は悪く落第確実。父は息子に読み書きなどを日課として教える。最初、彼は我が息子であることを不良少年にいわないが、やがて父親であることが明らかになる。前後して、息子は不良仲間とある事件にまきこまれ、父子ともにマフィアにいためつけられそうになる。驚いたことに、マフィアのボスは父が教師をしていたころの教え子だった。マフィアのボスのあだ名は「詩人」で、背徳の監督・作家であるパゾリーニの書いた詩を暗唱したりして笑わせる。

■最後にちょっとしたドンデンがあって、息子がまっとうに生きていく予感。父親は教え子のマフィアのボスから「自伝」執筆を頼まれ、執筆する。ボスから映画化権を買いたい人がいるので最後は派手な戦いの場面に書き直してくれといわれるが、きっぱりと断る。父子ともに、どこかいい加減でアバウトなのだが、一本筋が通ったところがある。それが味である。パゾリーニの詩を暗唱するマフィアのボスの出し方もうまい。笑えて楽しめ、ちょっと人生を親子というものを、考えさせてくれ、そして癒される。小品だが味のある作品だ。こういう作品が東京でも1,2館でしか見られないのは、いつも思うことだが、大変残念である。
by katorishu | 2013-04-17 09:48 | 映画演劇
 4月15日(月)
■三国連太郎さんが90歳で亡くなった。得難い個性の役者であり、一本筋の通ったところのある魅力ある人であったと思う。10年ほど前、『今村昌平伝説』を書くため新宿の京王プラザホテルでインタビューしたことが懐かしく思い出される。今村監督との確執ほか、日本映画などについて大変興味深い話をされていた。

■ゆっくりした口調になっていて、やはり寄る年波には勝てないと思ったりしたが。その後、役者の柄本明氏にインタビューしたとき、今村昌平監督と三国連太郎の鬼気迫る確執を聞いた。今村昌平の映画『カンゾー先生』で三国連太郎は主演をつとめたが、岡山であったかロケ先の撮影で、「リテイク100回」があったという。三国連太郎が何度演じても今村監督はOKをいわず、「もう一度、もう一度」と繰り返した。本番での演技である。ついにそれが100回に達したという。現場はシーンとして誰も声もです、この二人の火花を散らすような「対決」を見守っていたという。

■ロケが終わったあと、三国連太郎は「カンゾー先生の役は今村昌平監督自身がやればいい」といって降板したとか。今村監督の父親は個性ある開業医で、今村監督はカンゾー先生を父親へのオマージュの意味をこめて作ったといわれる。父親と俳優三国連太郎との間に落差があり、それを埋められないまま「両巨匠」の決裂となってしまった。代役として急遽、柄本明氏が決まったのである。「あの対決は日本の映画史に残るものでしょうね」と柄本氏は話していた。当時インタビューした今村監督も、緒形拳氏も三国連太郎氏も、あの世にいってしまった。大変残念で寂しいことだが、これも天命というのだろう。合掌。
by katorishu | 2013-04-15 22:46 | 映画演劇
4月14日(日)
■パソコンに向かっている時間が長いせいか、眼精疲労に陥っている。以前は数時間ぶっつづけでパソコンで原稿を書いていても、なんでもなかったのだが、今は1時間ほどで目がかすんでくる。本当は1時間ごとに10分ほど休みをとって、遠くや緑を見たりするほうがいのだろう。「生活習慣病」ではないが、長年の習慣が目の疲れに顕在化しているようだ。

■昨日、世田谷線松陰神社駅近くにある小さな劇場スタジオARで、レクラム舎公演『あなたと見た映画の夜』を見た。レクラム舎独特のアングラ的要素のない、「映画の思い出」にまつわる淡泊な素材と展開。映画ファンにはこたえられない内容だが、取り上げられた映画を見ていないと、なかなか入っていきにくいのではないか。僕としては、やはりレクラム舎らしい、奇妙な味の、不条理の要素をまじえた内容のほうが面白い。人の趣味は一様ではなく、蓼食う虫も好き好きで、いろいろなので、新しい試みは、悪いことではないが。枯れた方向に向かわないことを望みたい。

■テレビや映画にもいえることだが、いま多くの人の心をとらえるのは、一語で記せば「妖」である。昭和初期と今の世相を比較した「昭和エロ・グロ・ナンセンス」を連載し、膨大な文献を読んだ結果、導き出した「仮説」である。その仮説が現実を見ていると、実証されていくようだ。逆に考えれば、それだけ今という時代が「病んでいる」証拠である。

■一方で、自転車ブームが起きている。本日午前中、スポーツサイクルでツーリングをするグループをいくつも見かけた。昭和初期も、エロ・グロ・ナンセンスに対置して「健康ブーム」「スポーツブーム」が起こった。戦前は不幸にも「妖」を退治する流れが過剰に強くなり、「ピュア」を建前の軍国主義が台頭した。ナチスの主張の柱は「浄化」であり「きれい」「汚いものの排除・殲滅」であった。世相が昭和初期にますます似てきていることに、ぼく自身は興味深いと思う一方で、やや懸念を抱く。
by katorishu | 2013-04-14 13:45 | 映画演劇
 4月10日(水)
■アメリカのテレビドラマを時折り見るようになった。テンポの早さとラブシーン、それにアクションが3本柱で、盛りだくさんの内容を40数分の中に盛り込んでいて、面白いものが多い。息もつかせぬ展開という言葉があるが、それがアメリカのテレビドラマの傾向のようだ。題材は犯罪がらみが圧倒的に多く、主人公は脳科学者や心理分析の専門家など。昔のアメリカのテレビドラマ、例えば『大草原の小さな家』のような良き古きアメリカ風のドラマは、ほとんどなくなってしまった。

■これも時代の流れなのだろう。先日見たのはレズビアンやバイセクシュアルの世界をあつかった『Lの世界』の第1回、90分ほどの作品。ロサンジェルスのレズやゲイが多くすむ地区に舞台を設定し、女二人のカップルが子供をもうけるため、男性から精子を提供させるために奮闘努力する姿を描く。サブストーリーとして田舎からでてきた新人女性作家(夫がいる)が、そんなレズの世界の女性カフェ店主に「惚れられ」、レズの世界に引き込まれ複雑な心境に陥る。

■官能描写が随所にはさみこまれ、刺激的で、それなりによく出来たドラマだ。ケーブルテレビの配信とはいえ、アメリカではこんな「過激」なドラマが作られているのかと、ちょっと驚いた。R-15指定で中学生以下の視聴はできない。2004年1月に放送開始し、、シリーズ6まで続き、2009年3月8日で終了した。アメリカ以外にドイツ、カナダ、大韓民国、イスラエルなどの約50か国で放送され、日本でもCS放送のFOXlife HDで放送されているとのこと。

■この作品の構想は、自身もレズビアンであるアイリーン・チェイケンで、実現までには時間がかかったようだ。参加した脚本家10人のうち9人がレズビアンという。そのためなかなか真に迫っていて面白い。日本はもちろんアメリカでも同性愛者はまだ奇異な目で見られているが、連続テレビドラマで放送されるほど「寛大」になってきているのだろう。いつの時代も「変化の時代」ではあるが、性を軸にした人間関係が今急激に変化しつつあることを、あらためて感じる。いずれ日本のテレビでもゲイやレズビアンを主人公にした作品が生まれるだろう。アメリカで流行るものは、幸か不幸か日本でも何年か遅れで流行る。これは文明開化以来、一種の「法則」になっているというのが、ぼくの「仮説」である。
by katorishu | 2013-04-10 17:29 | 映画演劇
 4月6日(土)
■この季節には珍しく、大嵐が近づいているようだ。本日昼間の東京は雨風もすくなく、日常の散歩が出来た。ところで、東アジア情勢がかなり危ない状況になっている。北朝鮮が韓国を攻撃する可能性が強まっており、阻止しようと水面下で関係各国が動いているのだろうが、歴史をひもとくと、戦争をさけようとする努力が、結局は戦争を引き起こしてしまう、大いなる皮肉も多い。

■我々は9.11テロ事件も、東日本大地震も、「夢にも思って」いなかった。それが、ある日、突然起こったのである。北朝鮮が韓国や日本にミサイルを撃ち込むことなど、ありえない、脅しであると思っている人が圧倒的に多いようだが、その可能性がより強まったと考えておいがほうがいいだろう。イラク戦争のあとアフガニスタンで泥沼に入り込んだアメリカは、仮に北朝鮮が暴発しても、本格的に軍事介入する余裕はない。財政状態も悪いし、東アジアで戦争が起きても、傍観する可能性が強い。北朝鮮の金正恩総書記はそれを読んで、いまがチャンスと思っているのではないか。

■いまは「仮説」であるが、現実になる可能性も強い。政府、霞ヶ関はどの程度真剣にこの危険な情勢に対処しようとしているのか。あまり、努力のあとが見えない。経済も大事で政府がアベノミックスとやらで、懸命に株価をあげようとしていていることも評価しよう。今のところ株価が上昇している。が、この人為的な操作は、連休あたりまでしか実効性をもたないのではないか。今、半島で戦争が起きれば、大変な衝撃波が襲う。戦後日本は朝鮮戦争による「特需」によって復興した。二匹目のどじょうを狙うことを期待しているムキもあるが、すでに時代が違う。大変懸念される状況だ。
by katorishu | 2013-04-06 22:18 | 東アジア
4月2日(火)
■遅ればせながら、映画『モテキ』を見た。森山未來主演で、もてない男の異性関係での「あがき」をコミカルタッチで描いたもの。東宝映画とテレビ東京の製作で、いったんテレビドラマ化したものを映画化した。漫画原作で連続ドラマの映画化‥‥というだけで、以前であったら「対象外」であったのだが、関係者に知り合いもいるし、たまたまカミサンがTSUTAYAでDVDを借りてきておもしろいというので見た。

■率直にいっておもしろかった。久保ミツロウの漫画原作で、脚本・監督を大根仁。森山未來にかかわる女性たちは、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子等で、いずれもいい味をだしていた。随所に音楽をはさみ、リズミカルかつエロチックで、流行る要素を備えていると思った。時代閉塞感が強まると、昭和初期のように流行るのは「エロ・グロ・ナンセンス」であるとの仮説のもと、「昭和エロ・グロ・ナンセンス」の連載をしているので(WEBRONZA)その面から興味深く見た。

■疲れたとき見ると癒しになる。大衆エンターテインメントはこれでいいのである。絶賛とはいかないが、去年の邦画のヒット作というのもうなずける。テンポとスピード、音楽、エロチック、純愛等々、盛りだくさんの内容をほどよい割合で折り込んだ巧みな展開だ。

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by katorishu | 2013-04-02 17:51 | 映画演劇