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<   2013年 09月 ( 13 )   > この月の画像一覧

9月29日(日)
■天王洲で仕事をしたあと、品川宿場祭にいった。花魁道中が本日の目玉。近くの公園では東日本大震災復興支援の物産即売会。品川の旧東海道周辺は、太平洋戦争のとき空襲にあわなかったので、戦前からの家が残っている。そのため祭が盛んだ。

b0028235_1191967.jpg子供のころから祭好きで、よく祭を見に行った。祭の情景をしっかり記憶にとどめておいて、手作りで神輿をつくり、近所のガキたちを総動員してお祭りごっこをよくしたものだ。山車を家の白い壁に絵具で描いて怒られたりした。我が家は空襲にもあわず、織物業をやっていたので、ガラクタが豊富で、神輿なども作れたのである。10歳ぐらいの子供ながら、今思うとよく創ったと思う。素材は織物関連のものを使った。
明日は宿場祭りの写真撮影会などがあるそうだ。散歩がてら多分足を運ぶことになる
by katorishu | 2013-09-29 01:19 | 文化一般
 9月26日(木)
■2013年9月22日のロイター電によると、中国一の富豪として知られる商業不動産開発大手ワンダ・グループ(万達集団)の王健林(ワン・ジエンリン)会長(58)が22日、山東省青島に総額500億元(約8100億円)を投じて「映画の都」を建設する計画を明らかにした、という。発表イベントにはレッドカーペットも用意され、レオナルド・ディカプリオやジョン・トラボルタ、ニコール・キッドマン、キャサリン・ゼタ・ジョーンズらハリウッドの大物スターが駆け付けて花を添えた。

■「オリエンタル・ムービー・メトロポリス」というプロジェクトで、完成予定は2017年。敷地内には世界初となる水中スタジオを含む撮影スタジオ20カ所、巨大展示場、ショッピングモールやインドア遊園地、リゾートホテル7棟が建つ。また、ヨット300艇が停泊可能なヨットクラブも併設されるとか。

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by katorishu | 2013-09-26 14:05 | 映画演劇
 9月25日(水)
■昨日、日比谷のみゆき座でスティーブン・ソダーバーグ監督の『サイド・エフェクト』を見た。前もってこの映画についての情報は一切なしで、ソダバーグ監督作品ということで見た。出だしは「欝病」のエミリーという女性が薬物中毒症にかかって‥‥といった鬱陶しい物語が比較的長くつづき、居眠りが出そうになったが、彼女がなんの感情もまじえず、出所した夫を果物ナイフで刺して殺害するところから、ひきつけられた。

b0028235_14442781.jpg彼女は抗うつ剤の新薬を処方され、その薬の副作用で一時的な記憶障害におちいっていた。したがって、この殺人事件は無意識のうちに起きたのであり、法的には心神喪失等で「無罪」となる公算が強い。一方、新薬を処方した精神科のバンクス医師に「殺人教唆」の疑いがかかり、医師は社会的に抹殺されかかる。

■社会的信頼を失ったバンクス医師は、エミリーに処方した新薬について独自に調査を開始し、衝撃的な真実にたどりつく。バンクス役のジュード・ロウ、エミリー役のルーニー・マーラほか、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタムら芸達者な役者がじつに良い味をだしている。
最後のドンデンもリアルで、行き詰まるような緊張感に満ちている。ハリウッド映画につきものの「大仕掛け」なものはない。誇張的な表現もいっさいなしで、淡々とリアルに描く。そこが怖い。製薬会社の新薬開発にからむ争いを背後に配しつつ、二人の女の「怖さ」を炙り出していく。ひさびさに見た「社会派映画」の佳作のひとつ。

■毎度のことながら、このような佳作が日本では「単館上映」となり、多くの人の目にふれない。「みゆき座」が入っているのは東京宝塚劇場の地下。同じ建物にある大劇場「すから座」では、TVで大宣伝をくりひろげた「風たちぬ」が上映されている。ジブリ作品を見るのもいいが、地味ながら人間の「怖さ」をリアルに行き詰まるような緊張感で描く映画も、もっと多くの人に見てもらいたい、と思ったことだった。
by katorishu | 2013-09-25 14:45 | 映画演劇
 9月24日(火)
■暑かった夏もおわり、秋風がふきはじめた。四季がほどよい期間をおいて巡ってくる日本列島。それが人の気持ちを引き締めたり緩めたりする。日本列島に住んでいることの恩恵であり、日本の良さとして世界に自慢できることだが、人のつくりだす社会運営のシステムについては、誉められないことばかりだ。

■昨日、JR北海道で脱線事故がおきた。老朽化したレールをとりかえる作業を怠っていたことが原因のようで、ほかにも何十カ所とそのようなレールがあり、いつ大事故が起きても不思議ではないという。中曽根政権のころ、レーガノミクスなどとアメリカを見習い、(あるいは圧力に屈して)「民営化」に併せて「規制緩和」を行ったが、その副作用が出たとみてよいだろう。2005年に起きたJR福知山線福知山線(JR宝塚線)の脱線事故なども、過密ダイヤ、過当競争、運転士の労働強化、安全装置不備などが背景にあると指摘された。

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by katorishu | 2013-09-24 08:09 | 社会問題
 9月21日(土)
■安倍晋三首相の母方の祖父の岸信介元首相のことを「昭和の妖怪」などといった。太平洋戦争のとき商工大臣をつとめていて戦後、「戦犯」としてGHQによって裁かれそうになったが、なんとか切り抜けて戦後、日本の首相になった。アメリカへの「義理」があったのかどうか知らないが、安保条約改定を強硬に成立させたことで政治史に名をとどめる。岸の夢は旧満州で「理想」の国家「満州帝国」を完成させることであったが、敗戦で挫折し、アメリカに接近した。岸の「遺伝子」は娘に引き継がれ、さらにその息子の安倍晋三に引き継がれている。

■満州国成立後、満州国を牛耳っていた日本人のことを「二キ三スケ」と称した。「二キ」とは東条英機(関東軍参謀長)と 星野直樹(満州国総務長官)のこと。「三スケ」とは、松岡洋右(満鉄総裁)、岸信介(満州国産業部次長)、 鮎川義介(日産財閥総帥)のことである。岸信介は東大法学部を首席で卒業し官界にはいったが、並の官僚の枠におさまらず、政界での「妖怪」としての地位を不動のものとした。長寿の秘訣を問われてこの「妖怪」は「義理を欠くこと」とのべた。なるほど、いうことが違う。b0028235_831781.jpg

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by katorishu | 2013-09-21 08:34 | 社会問題
 9月20日(金)
■以前、ある雑誌から頼まれて、寅さん映画の台詞ではないが、よく父がいっていた「それをいっちゃあおしまいよ」という台詞について短いエッセーを書いたことがある。
そこから発想して「その一言」の怖さや、うとましさについて、いくつか思いついたことがあり、他のブログで試みに書いてみた。仕事が忙しかったりで途中でやめ、ブログの更新を何年もしなかったので、ブログ自体が閉鎖されてしまった。
 そんなブログを書いていたことを思い出し、新たに書き加えたものを「職場・ビジネス編」としてまとめたものです。「はじめ」の部分を以下に記します。興味のある方は、アマゾンから「香取俊介」で検索してみてください。
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by katorishu | 2013-09-20 16:12 | 新聞・出版
 9月18日(水)
■鹿島茂氏がなにかの雑誌で、今「新人小説家(およびその予備軍)」は二極分化していると書いていた。ひとつは、定職をもたず、フリーターやアルバイト、あるいは親のすねかじりか、勤めていても不安定な派遣など、「貧乏に慣れきって」しまっている若者たちの書く小説。こういう人の書く小説の素材やテーマは、たいてい個人的な不満や恨みつらみに満ちていて、これにちょっとした失恋をからめたものが圧倒的に多いという。数多ある新人賞を受賞したり最終候補にのこるのは、ほとんどがこの類であるとか。

■もうひとつは、定年退職をして時間のありあまる年金生活者が、みずからの人生をふりかえって、とりあえず自己表現してみようして書く小説。なかには長年同人雑誌などで書いてきたひともいるが、こうした「古参」の書き手は最終審査に残る前の「下読み」の段階で、たいてい落とされる。同人雑誌くささがあったり表現が古いなどが原因であるそうだ。なかにはかなり水準の高いものや、極めて「実験的」かつ「前衛的」に見える作品もある。なぜなら、以前のように同人雑誌などで相互批判をして鍛える場がないので、小説作法などにとらわれず自分勝手に描くので、結果として「実験的」「前衛的」に「見える」のだという。このタイプの作品は受賞することは希であるが、一方、電子書籍の登場で、その種の作品も他人の目に触れるようになった。

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by katorishu | 2013-09-18 09:46 | 文化一般
9月16日(月)
■「祖先崇拝とシャーマニズム」というサブタイトルの本『死者の結婚』(桜井義秀著・北海道大学出版会)を読んでいてエッと思ったことがある。これは研究書で遺族が死者に結婚させる習俗のことを「死者の結婚」といっており、未婚で亡くなった男女に対して、死後の結婚式を行って冥福を祈る種々の儀礼をあつかっているのだが、次のような文に出会っていろいろと考えさせられた。b0028235_3195630.jpg

■「精子バンクを使って自分だけで子を産み育てるという社会的に孤立しているように見える行為でも、自分の人生を次世代につなぐという意味では、伝統的な行為といえるかもしれない。むしろ、歴史上例がなく問題をはらむ現象は、結婚しない人々が増えている事実、日本の未婚化であろう」

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by katorishu | 2013-09-16 03:20 | 文化一般
 9月9日(月)
■昨日、ときおり激しい雨がふる中、カミサンとひさびさに浅草にいった。友人の放送作家のさらだたまこさんが中心になって企画・構成・出演する『パリが愛したココットたち』というライブ。場所は電気館近くの浅草リトル・シアターということだが、なかなか見つからず、15分ほど歩き回ってようやく見つけた。五〇人入れば一杯になってしまう小さな劇場。

■出演者は6人。全員が女性で、フランス文化がもっとも華やかに花開いた、フランス革命後の「ベルエポック」時代を背景に、ココットという「高級娼婦」を中心にした、一種のバラエティショー・ショー。現在書いている小説に、ベルエポック時代のパリがでてくるので、参考になった。出演は占い師の愛新覚羅ゆうはん(満州国の皇帝一族の末裔とか)や、若手の構成作家の井上季子ほか本職のストリッパー、ピンク映画の女優兼監督の吉行由実等々。シャンソンと語りで構成される。歌は全員が素人なのでそれなりだが、個性的な女性たちでくりひろげる2時間を楽しめ「脳休め」になった。

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by katorishu | 2013-09-10 22:01
 9月8日(日)
■珍しく午前5時すぎまでテレビを見てしまった。仕事で目の疲れが激しいので早めに寝ようとしたところ、NHKテレビでヴェノスアイレスのIOC総会の模様を生中継していたので、そのまま見続けた。東京のほかマドリード、イスタンブールが開催地として立候補していて、この総会でIOC委員の投票によってきまる。下馬評では東京が最有力とみられていたが、例の福島原発の汚染水漏出問題で、東京は危ないとの空気が世界に醸成されていた。そんななか、世相ウオッチャーを自認するぼくは興味深く総会の模様を見守った。

■オリンピックは今や単なるスポーツイベントをこえて経済、政治、外交などもかかわる一種の「お化けイベント」になっている。開催地にとって「経済効果」も大きく、それだけに候補地は国をあげて招致運動を行う。1964年の東京オリンピックのときの、誘致の裏側について、本なども読み多少知識もあったので、今回の総会を興味ぶかく見守った。もともと「お祭り好き」なので、どんなイベントでも基本的に賛成であり、今回の東京オリンピックも経済効果云々以前に、野次馬根性で見ていた。

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by katorishu | 2013-09-08 12:46 | 社会問題