<   2014年 05月 ( 23 )   > この月の画像一覧

過度の冷房は暴力である

5月31日(土)
■昨日、コーヒー店ほかで冷房のきいたところに4,5時間いたおかげで、風邪をひいてしまった。喉がいたく、体はだるく熱っぽい。めったに風邪をひかないのだが、夏になるとクーラーの効きすぎの被害者となる。会議などに出ると、「ああ、暑い。もっと冷房を強く」という人がいて、「いや、そんなに暑くない」といってもこっちのほうが少数派なので、過剰に寒いところで時間をすごす。多くのサラリーマンが体験していることだろう。クーラーの熱に弱い人にとっては、クーラーのきかせすぎはもう「暴力」以外のなにものでもない。

■東日本大震災の福島原発事故のあとは多くの人が「節電」をこころがけ、クーラーを嫌うぼくにとっては、(被災者等にとっては申し訳ないが)「比較的すごしやすい」夏だった。が、大震災から3年もたつと、被災地は別として少なくとも僕がすむ東京では「節電」という言葉をほとんど聞かないし、節電を心がけている人はごく少数派だ。口元すぎれば何とやらで、電気をガンガン使う生活にもどってしまった。

More
by katorishu | 2014-05-31 18:55 | 社会問題
 5月30日(金)
■今年も早くも半分がすぎてしまった。毎年のことながら予定したいことの五分の一程度しかこなせなかった。ひところに比べ目標をさげているのだが、このテイタラク。7月に僕として新しい分野に挑戦した「売れ筋」の本が出るb0028235_853647.jpgことが決まっており、やや安堵しているが。ところで、89歳になる哲学者の梅原猛さんが新作狂言を構想しているという。人間国宝だった狂言師の茂山千作さんと弟の千之丞さんを題材にして。二人への鎮魂作品とのこと。楽しみだ。

More
by katorishu | 2014-05-30 08:53 | 映画演劇
 5月29日(木)
■最近、仕事の必要もあって経済新聞を読んでいる。本日の日本経済新聞にゲーム・コンテンツ会社「インデックス」の粉飾決算で経営者逮捕の記事が3面に大きく載っている。すでに「インデックス」は2012年6月、民事再生b0028235_1057773.jpg法の適用を申請し経営破綻していた。この会社、かつては「女神転生」や「ペルソナ」などのゲームで売り上げをのばしベンチャー企業の「勝ち組」といわれた。大手商社出身の落合正美氏が妻の善美氏と1995年に設立し、携帯電話向けの占いゲーム「恋愛の神様」がヒットしたことから、携帯コンテンツ配信会社として急成長した。

More
by katorishu | 2014-05-29 10:59 | 社会問題
 5月28日(水)
■ハリウッド映画「アナと雪の女王」が日本での興行収入200億円を突破したという。2001年の「ハリー・ポッターb0028235_937494.jpgと賢者の石」以来の200億円超えである。やはり、アニメとディズニーは強い。大変な量のテレビCMを投入したほか、内容面でも娯楽性豊かで楽しめる要素に満ちている、らしい。じつは僕は予告編だけで、まだ見ていないのだが。研究のために近々見てみよう。

■日本での興行収入歴代トップは「千と千尋の神隠し」(スタジオジブリ)で304億円、2位が「タイタニック」で262億円の興行収入とのこと。「アナの雪の女王」はまだ上映中だし、203億円の「ハリー・ポッター」を抜くことは間違いない。消費税増税でシニア料金が100円値上げとなったが、この映画のおかげでシネコン各社は軒並み収入増を記録しているという。

More
by katorishu | 2014-05-28 09:38 | 映画演劇
 5月27日(火)
■週刊ポストの最新号が、『「できない男子」「できすぎ女子」。企業はどちらを採用すべきか』といった特集を掲載している。以前から言われていたことだが、男子学生に比べ女子学生のほうが圧倒的に優秀で、これは学業成績b0028235_18404478.jpgばかりでない。コミュニューケーション能力から飲み込みの速さ、理解力、どれをとっても女子が上と、よく耳にする。それだけ男子学生がダメになった証拠だろう。

■総務省が5年ごとに実施する「可処分所得」調査でも女子が男子を上回ったという。企業の採用担当者の言葉として「採用試験の結果だけでランク付けすると、上位20人全員が女性。上から採用したら女性だけになる」(家電メーカー人事担当)。「面接官10人がまとめた学生評価を回収すると、ほぼ全員が推してくるのは圧倒的に女子学生。学生時代の成績も立派で、面接の受け答えも申し分ない。本当は採ってあげたいんですが‥‥」(中堅生保人事担当)とのことだ。

More
by katorishu | 2014-05-27 18:41 | 社会問題
 5月26日(月)
■月日の経過は早い。まさに「少年老いやすく学成り難し」である。本日の日本経済新聞に「大学生の勉強離れ鮮b0028235_9494392.jpg明」という見出しがおどっていた。授業の予習・復習のため1週間に6時間以上勉強する大学生は28%で、2007年と比べ4ポイント低下した。国立教育政策研究所の調査結果である。ただし、「勉強する学生は少数だが、授業に向き合う姿勢は向上している」とする。

■せっかく時間とお金をかけて通っているのに、「もったいないこと」と思う。脳がまだ柔らかい時に吸収したものはその後の人生に役立つはず。僕も自己流の勉強はしていたが、文学や映画等に偏りすぎだった。好き嫌いで判断せず、経済や法律、社会学、民俗学、宗教学などの授業にもう少し出ていたら良かったと今にして思う。そうそうたる教授陣がいたのに。「楽する」方に流れてしまい、もったいないことをした。

More
by katorishu | 2014-05-26 09:50 | 文化一般
5月25日(日)
■土曜の夜9時からのNHKスペシャル『エネルギーの奔流』の第1回『膨張する欲望』を興味深く見た。人口が12億人に達するインドで、みんなが先進国並みのエネルギーを消費するようになると、驚くべき速さで地球のb0028235_131545.jpg石油や天然ガスの資源は枯渇する。インドの例を手始めに、カナダのオイルサンドの現場や「資源貧国」トルコが、原発設置に踏み切った例などを、わかり安く示していて好感がもてた。

■一方、海底に膨大な量の油田が存在するブラジルなどでは、すでに新しい技術で掘削がはじまっており、地下資源の採掘可能の埋蔵量は飛躍的に増加し、そう簡単になくならないという意見もある。カナダでは掘削技術の向上でオイルサンドから大量の石油等をとりだすことが可能になっており、今後240兆円もの価値に相当するとしている。オイルサンドをとりだすには大量の水蒸気が必要で、水蒸気をつくるために膨大な火力や水を使うので、地球環境の悪化も懸念される。カナダは京都議定書からの離脱を宣言し、環境悪化は心配ないと力説しているようだが。

More
by katorishu | 2014-05-25 01:32 | 社会問題
 5月23日(金)
■KINDLEで買ったハリウッドの脚本術に関する本「Screenplay checklist」を読んでいて「Little Miss Sunshine」についての分析がでてきて面白いので、TSUTAYAのレンタル宅配DVDで作品を借りた。 「リトル・ミス・サンシャイン」という少女のコンテストに参加するため家族がオンボロバスで、ロスに向かう間に、さまb0028235_16345361.jpgざまなトラブルが見舞う。コメディタッチのヒューマンドラマで、ハリウッド映画の定番といえるが、大変感動的に仕上がっている。ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリスの夫婦が監督した。脚本はマイケル・アーント。アーントはこの作で第79回アカデミー賞にてアカデミー脚本賞を受賞している。

■制作費は約約8億円で、興行収入は約100億円だという。ウイキペディアによれば、『サンダンス映画祭で上映された際に評判となり、フォックス・サーチライト・ピクチャーズが最高の契約額を支払って配給権を獲得したことでも話題となった。2006年7月26日より7館で限定公開され、週末興行成績初登場20位となり、1館あたりの興行成績で他を圧倒した。その後も好成績を記録し続けて館数も増やしていき、上映館数が1602館となった公開6週目には週末興行成績も3位を記録するなどの盛り上がりを見せた。同年の10月に開催された第19回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品。監督賞・女優賞(アビゲイル・ブレスリン)・観客賞の三冠に輝いた』

■プルースト研究家でゲイの叔父をはじめ、空軍のパイロットを目指しニーチェに影響され「沈黙の誓い」をたてた童貞青年、ヘロイン中毒の祖父等々。みんな問題をかかえている。人生の敗北者でありながら、それぞれが独特の個性を発揮して、笑い、泣かせ、癒やされる。エンターテインメントの「常道」をいった作品といえようか。内容が感動的であれば、無名の俳優ばかりでも大変な興行収入をあげられる。観客はもちろん多くの映画関係者に「希望」をあたえた作といってよい。
by katorishu | 2014-05-23 16:35 | 映画演劇
 5月22日(木)
■隠蔽体質は権力者の慢性病といってもいいくらいだ。福島原発の大事故について当時の吉田所長が『聴取報告書』を作成し東電幹部に提出したものの、東電は3年間これを伏せてきた。朝日新聞のスクープで表にでてきたのだが、あきれる事態である。
以下、引用すると――『東京電力福島第一原発所長で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)が、政府事故調査・検証委員会の調べに答えた『聴取結果書』(吉田調書)を朝日新聞は入手した。それによると、東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた』


More
by katorishu | 2014-05-22 08:59 | 社会問題
 5月20日(火)
■TSUTAYAからDVDで郵送されてくるシステムの会員になっていて、月に8,9本借りられるのだが、月に2,3本見る程度。なかなか時間がないので、そうなるが、本日みなと区立図書館から家にもどり仮眠したあと、頭のトレーニングもかねてカナダの連続テレビドラマを見てみた。カナダ制作の映像作品は映画にしてもテレビドラマにb0028235_19304936.jpgしてもあまり縁がなかった。『ビーイングエリカ』という作で、優秀で性格もいいのに現実では冴えないことばかりの32歳の独身女性が、ある日不思議なセラピストに出会い、過去に戻って人生をやり直すチャンスを手に入れるという物語だ。

■主人公のエリカを演じるのはエリン・カープラック。小柄でやや小太りだが、愛嬌があり、なにより演技力抜群。、ストーリー展開の巧みさもあって引きつける。カナダ国内でも人気が高く、アメリカや日本など160を超える国と地域で放送されているそうだ。2006年の制作。
 人間だれでも、「もしも過去に戻ってやり直せたら」と思うことがある。エリカは哲学者風の男性セラピストに出会うことで、そんな「奇蹟」を実現する。タイムスリップで過去にもどり、今の悔いになっていることをやり直したり、過去に傷つけられたボーイフレンドに仕返しをしたり‥‥。

More
by katorishu | 2014-05-20 19:34 | 映画演劇