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10月30日
新橋で、ブレザーのポケットに手を入れると、時計バンドの切れた古腕時計が。家を出るとき腕につけた記憶はあるが、バンドが切れて落ちた記憶がない。誰かが落ちた時計を拾ってポケットに入れてくれたのか。なぜポケットに?が解けない。

さっき銀座で入ったコーヒー店では財布を座席に置いたままトイレに。トイレの入り口に「盗難が増えています。お席に貴重品など置きませんように」の表示。自分には関係ないと用をたしてゆっくり席に戻ると、横に長い椅子に厚く膨らんだ財布。隣の中国人らしい男がじっと財布を見ていた。中身の大半は領収書や複数の図書館のカードなどだが。一瞬ひやっとした。
脳の劣化が進んでいるのか。あるいは、このところずっと田中角栄本を読んでいる(読みすぎ)ことと関係あるのか。
それはないですよね。気持ちは若いつもりでも、体がついていかないもどかしさ。

by katorishu | 2016-10-31 13:53 | 個人的な問題

 10月31日(日)

■なんとなく気持ちが晴れない。個人の内面の問題なのだろうが、外を見回すと、どこも厄介のことの膨大な堆積。肌で感じるのだが、日本だけではなく世界全体が、なにやら無茶苦茶になっていく気配。「終わりの始まり」がすでに始まっているといってよい。歴史をひもとくと、こういう大転換期、大激変期には必ず新しい宗教が生まれてくるのだが……そうか「市場経済原理主義」も「共産主義」と同じく一種の「宗教」なのか。宗教って時に残酷。特にそれを信じない「異教徒」に対しては。

おだやかな宗教もあったのだろうが、ほとんどは「凶暴な」「力で押してくる」宗教につぶされた。アメリカのアーミッシュはまだ、ささやかに生き残っているようだが。希有の例外だ。


by katorishu | 2016-10-31 09:46 | 文化一般

10月30日(日)

■ミネラル水に発がん性物質が検出とか。ミネラル入りは以前から危険だと思っていた。一方の水道水である。こちらは消毒されていて、その消毒法もスマートになり、ミネラル水よりうまい。東京都区内に限っての話だが、水道水で充分。以前、週刊誌でどこの水が一番うまいかというコンテストの結果、トップに選ばれたのは東京都区内の水道水。

自販機やテレビCMで相当の金額を注ぎこんでいるが、その料金は当然、販売価格に含まれている。


by katorishu | 2016-10-30 14:34 | 社会問題

10月30日(日)

■イランは26日、爆発物を搭載し、陸海の標的を爆破することのできる「自爆無人機」を開発したと発表。この新型無人機の主な用途は海上監視任務であり「ミサイルで武装する設計はされていない」と述べた上で、「(だが、この無人機は)戦闘任務の際に、大量の爆発物を搭載して自爆攻撃を行うことが可能だ」と説明した。(時事通信)

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自爆ドローンは中東の軍事情勢に今後大きな変化をもたらす。自爆ドローンが一斉攻撃したら、相手国は防ぎようがなり。もし、これがシリアの過激派等に渡った場合、はかりしれな破壊力をもつ。かなり怖い情勢になってきた。イランの手中にあるうちはまだいいが、シリア他に流れると、中東の「火薬庫」に火がつき……その先は考えたくない。


★早朝の早起きが続いている。本日も午前5時半におき、パソコンをすこしいじって、軽い朝食のあと、30分ほど歩いて「街の書斎」に。土曜でも早朝7時からやっているのは嬉しい。旧東海道を歩いたが、カラスがやたらと多い。ついでながら、読書していて心にのこった言葉。

【世の中全体が誤った方向に動いているときには、それをただす方向で論陣を張る人より、その誤りをなんとか合理化しようという方向で論陣を張って時代に迎合しようとする言論陣がどんどん出てくるものです】(立花隆『巨悪VS言論』より)


by katorishu | 2016-10-30 08:58 | 政治

10月28日(金)

昭和天皇の弟の三笠宮崇仁さまが100歳で亡くなられた。天皇家の人間としては珍しく、戦時中から戦争批判をし、冊子にまとめている。昭和18年より「支那派遣軍総司令部」の参謀として南京に駐在。言論弾圧が社会をおおっているなか、部内の将校の研究会にだす資料「支那事変に対する日本人としての内省」を執筆。

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■その中で、支那派遣軍や日中戦争の本質にふれ、戦争への認識や解決の努力が足りないと指摘。満洲事変、支那事変の主な原因と責任は日本の現地軍にあるとし、日本は戦闘に勝ったとはいえ戦争に勝ったとはいえない。蒋介石を抗日に追いやったのは主に日本側に責任にあったと指摘している。さらに、日本軍の「略奪、強姦、良民の殺傷、放火等」も指摘し、じつに率直に自説と現地で見た感想を吐露している。戦後になってから、「戦争反対」「平和主義」と唱えるのは誰にもできるが、戦時中に具体的に実証的に「日中戦争」のおかしさを率直にした例は異例。合掌。

■この目でみた戦争の現実を冷静に分析し吐露した例は、当時の言論弾圧のなか、圧巻といっていいだろう。戦後は戦争への反省から「オリエント学者」として歴史を教えたり、文化面で多岐にわたって活躍された。全身から「文化」の香りが漂っているようで、ダンディにして気品があり、知的。まさに「文化の継承者」としての皇族の典型例のような御方。御著書を何冊か読んだが、深い洞察力に満ちていたと記憶する。


by katorishu | 2016-10-28 10:05 | 文化一般

10月27日(木)

■パソコンを開いたらいきなり飛び込んできたこのニュース。宇宙には地上と同じく「宇宙天気」というものがあり、「太陽風」や「磁気嵐」を発生させる。最近、この二つに異変が起きていて、人類滅亡につながりかねない、とアメリカのオバマ大統領が発表したそうだ。一瞬眼を疑ったが――

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 以下「株式会社サイゾー」が発表した記事を引用させていただくと――

■近年、この「太陽風」や「磁気嵐」に異変が生じつつあることが明らかになっている。2013年前後から、類を見ないほど巨大な黒点(周囲よりも温度が約2000℃低い)群が多数出現し、その周囲では大規模なフレア(爆発現象)が発生しているのだ。フレアは、多くのX線・ガンマ線・高エネルギー荷電粒子が一気に放出される「コロナ質量放出(CME)」、すなわち超強烈な「太陽風」を引き起こすが、そのエネルギーは数百万~数億個の水素爆弾に匹敵するとの試算もある。

 これがもしも地球を直撃した場合、電力網や通信インフラが崩壊し、人々の精神を錯乱させ、奇病の流行や社会的混乱を招くとの指摘さえあるほどだ。まさに太陽の異変は、全地球的な関心事といえるだろう。

■今年、これまで激しく活動していた太陽が、56月にかけて活動を一気に縮小し、ついに黒点が「ゼロ」の状態になった。そもそも太陽の活動は約11年周期で活発・縮小を繰り返しているが、この状態はあまりにも不活発。その後、7月に入って黒点は復活したものの、一時的な黒点の消失が何を意味しているのか、その原因はさまざまな研究でも判然としないまま、とのこと。

■こんな現象をうけてアメリカで「超画期的な」大統領令が発令された。アメリカという国を存続させるための緊急の大統領令に、オバマ大統領が署名したという。

以下© TOCANA 提供

■ホワイトハウスの公式発表では、昨今奇妙な活動を見せる太陽と、「太陽風」及び「磁気嵐」の異変に対し、アメリカ政府として重大な懸念が表明されている。来る太陽の大異変により、最悪の場合は電力・給水・医療・交通などの生活インフラ、さらには経済や安全保障も含めた国家存亡を左右する事態にも陥りかねず、そのダメージを可能な限り軽減するため、今回の大統領令が発令されることになったようだ。オバマ大統領が署名した具体的な項目は、以下のようなもの。

宇宙天気のための国家的政策を確立する・ 上記を実現するため、合衆国科学技術政策局に省庁横断的な調整機関を永続的に設立する・宇宙天気の研究、対策、計画に関する各政府機関の役割を明確化する・行動計画に含まれずとも、必要に応じてより高レベルの活動の実施を可能にする・上記を達成するため、合衆国政府外部においても、海外を含めた民間組織との連携を強化する

■アメリカは国民の生命と財産を守るため、本気で太陽の異変への対策を練っている。一方、日本政府は太陽の異変について何らかの対策を考えていないようだ。経済対策や解散総選挙、東京オリンピックの話題ばかりが取り上げられていて、地球滅亡の危機がやってくるかもしれないことに、恐ろしく鈍感だ。


by katorishu | 2016-10-27 08:48 | 政治

 10月26日(水)

■本格的に秋となったと思えば、日増しに肌寒くなり、間もなく師走。ほんとうに時間のたつのは早い。このところネットフリックスの連続ドラマ、とにくテロと戦うCIA内部の相克をも描いた「ホームランド」等、諜報関係のドラマにひきつけられ、連日数時間見ている。で、仕事に障害もでている。

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夕刊フジで僕が「聞き手」として50回の連載にかかわった「西田敏行・自伝」をもとに、さらに大幅加筆され、書籍となりました。

西田敏行、初の自伝「役者人生、泣き笑い」(河出書房新社)。本日発売。
芸能界デビュー50周年記念、古希記念出版。
裏話ほか面白エピソード満載!


by katorishu | 2016-10-26 09:29 | 映画演劇

 10月24日(月)

■過日、品川のシネマコンプレックスのTジョイで話題のアニメ『君の名は。』を見た。東宝系のアニメで空前の興行収入をあげ、なお上映中。座席の6割ほどが埋まっていた。

 久々にアニメ映画を見ての感想だが――映像の華麗さ、綺麗さ、見事さは感動もので。肝心のところに挿入される歌もいい。雰囲気で一気にもりあげていく構成も悪くない。エンターテイメントの常識にのっとり、まさに「数字」をだせる作として、関係者、とくに新海監督の力量はすごいと思った。制作陣の筆頭に東宝映画の大黒柱となった市川南氏の名前があった。なるほど、市川南氏がからんでいるのか。市川南氏とは2度ほどお会いしているが、いわゆる「映画屋さん」とは趣を異にする紳士で、デリカシー豊かな人だ。

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■ただ欲をいえば――アニメ映像の華麗さ、綺麗さ、音楽の良さに「幻惑」され、酔えるものの、もうひとつ登場人物が深みに欠け、心の奥底からわき出る感動作には今だし――という感想だ。映像処理技術、とくにCGの急速な発展に負っているところ大で、アニメ映画史に残る作品ではあるが。そうそう、大ヒットしたディズニーのアニメ『アナと雪の女王』に通じるものを覚えた……。

■僕はそんなに多くアニメ映画を見ていないが、これまで見たなかでは、筒井康隆原作のアニメ作品『時をかける少女』(細田守監督・2006年制作)が随一である。

大林監督の映画「時をかける少女」も見たが、これは正直いってそれほど感心しなかった。大林版実写映画の約20年後、アニメ版がつくられた。2006年を舞台とした新たな物語で、主人公の紺野真琴は、芳山和子の姪の設定。原作者の筒井康隆はこのアニメ版について「本当の意味での二代目」とコメントしていたとか。(この項ウイキペディアより)

■ともあれ、このアニメが国内ばかりか海外で評判を呼び、「日本製アニメ」が日本のソフトの発展に寄与するとしたら嬉しいことだ。これをきっかけに意欲と才気ある新人がチャレンジすることになれば、なお嬉しい。実写の映画やテレビドラマなども、海外に通じる作品がもっともっと綺羅星のごとく出てくると「文化大国・ニッポン」を世界に印象づけられるのだが。依然として「ハコモノ」に大量の税金を投入しているようでは、中国やインドに負けてしまう。20億人の巨大市場むけに中国とインドが映画制作で提携する話も進んでいることだし、「政経分離」というより「政文分離」で、まずはアジア地域での文化交流がすすむと良いのだが。


by katorishu | 2016-10-24 10:10 | 映画演劇

 10月24日(月)

■過日、品川のシネマコンプレックスのTジョイで話題のアニメ『君の名は。』を見た。東宝系のアニメで空前の興行収入をあげ、なお上映中。座席の6割ほどが埋まっていた。

 久々にアニメ映画を見ての感想だが――映像の華麗さ、綺麗さ、見事さは感動もので。肝心のところに挿入される歌もいい。雰囲気で一気にもりあげていく構成も悪くない。エンターテイメントの常識にのっとり、まさに「数字」をだせる作として、関係者、とくに新海監督の力量はすごいと思った。制作陣の筆頭に東宝映画の大黒柱となった市川南氏の名前があった。なるほど、市川南氏がからんでいるのか。市川南氏とは2度ほどお会いしているが、いわゆる「映画屋さん」とは趣を異にする紳士で、デリカシー豊かな人だ。

■ただ欲をいえば――アニメ映像の華麗さ、綺麗さ、音楽の良さに「幻惑」され、酔えるものの、もうひとつ登場人物が深みに欠け、心の奥底からわき出る感動作には今だし――という感想だ。映像処理技術、とくにCGの急速な発展に負っているところ大で、アニメ映画史に残る作品ではあるが。そうそう、大ヒットしたディズニーのアニメ『アナと雪の女王』に通じるものを覚えた……。

■僕はそんなに多くアニメ映画を見ていないが、これまで見たなかでは、筒井康隆原作のアニメ作品『時をかける少女』(細田守監督・2006年制作)が随一である。

大林監督の映画「時をかける少女」も見たが、これは正直いってそれほど感心しなかった。大林版実写映画の約20年後、アニメ版がつくられた。2006年を舞台とした新たな物語で、主人公の紺野真琴は、芳山和子の姪の設定。原作者の筒井康隆はこのアニメ版について「本当の意味での二代目」とコメントしていたとか。(この項ウイキペディアより)

■ともあれ、このアニメが国内ばかりか海外で評判を呼び、「日本製アニメ」が日本のソフトの発展に寄与するとしたら嬉しいことだ。これをきっかけに意欲と才気ある新人がチャレンジすることになれば、なお嬉しい。実写の映画やテレビドラマなども、海外に通じる作品がもっともっと綺羅星のごとく出てくると「文化大国・ニッポン」を世界に印象づけられるのだが。依然として「ハコモノ」に大量の税金を投入しているようでは、中国やインドに負けてしまう。20億人の巨大市場むけに中国とインドが映画制作で提携する話も進んでいることだし、「政経分離」というより「政文分離」で、まずはアジア地域での文化交流がすすむと良いのだが。


by katorishu | 2016-10-24 10:10 | 映画演劇
10月19日(水)
立花隆氏の一連の著作を読んでいる。なかでも『「田中真紀子」研究』は面白い。角栄ブームがなぜ起きているか、ちょっと興味をもって関連図書を読み始め、かなりのめりこんでしまった。

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田中金脈追究からロッキード事件と続く一連の汚職事件が起きたころ放送局いたので、興味はもっていたのだが。今読み返すと、当時いわれた「構造疑獄」の根っこはそのまま残り、豊洲問題やオリンピック関連施設の建設等にからんでいる、と改めて思う。


■知る人は知っているが、公共事業にともない2,3%は「口利き料」として闇に消えていく。この構図が、以前と比べソフィストケートされる一方、マスメディアの突っ込みが浅いので、表にあらわれにくい。

誰かが「白アリ」といっていた。白アリは日本社会の闇の部分に依然として巣くっている。この構図を「諷刺コメディ」で描けそうなのだが……

ほとんどのメディアが「怖くて」手を出せないでしょうね。ただ希に「やってみるか」という「蛮勇」をもった人がいるかもしれない。いや、いるのだが……


by katorishu | 2016-10-19 09:03 | 政治