コラム


by katorishu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

世間では本日が仕事始めだが、フリーは年中無休

  
1月5日(月)
■朝日ニュースターの5時間におよぶ討論番組で、某エコノミストが、今後デフレが進み物価や給料が半分になる可能性を指摘していた。そうなったら経済は縮小し、倒産や失業者も急増するにちがいない。貧富の差はさらに広まり、モラルの破壊もすすむだろう。「小泉改革」とやらの行き着く果てである。このまがまがしい「改革」を熱狂的に信奉した若者は、今なにを思っているのだろうか。
 輸出頼みの経済から内需頼みの経済にシフトしていくことが必要だが、実績をあげるまで時間がかかりそうだ。政官の指導者は知恵を絞って有効な対応策を出して欲しいものだ。

■世間では本日が仕事始めなのだろう。大晦日も元旦も仕事をしていたので、あらためて仕事始めということもない。本当は年の区切りをもうけ、温泉にでもはいってのんびりし、仕事始めにすべきなのだろうが、その余裕はない。毎日が日曜日であると当時に、毎日が仕事日、これがフリーランスの日常である。
 ところで、日比谷公園での「年越し派遣村」のことがマスコミの話題になっており、救済の手もさしだされているようだが、一方で上野公園のホームレスについて、ほとんど言及されない、と木走日記で指摘していた。

■上野公園のホームレスは、中高年者が多く、倒産した中小零細の経営者もすくなからずいるらしい。こちらは経営者だから、倒産しても自業自得という見方もあるが、それなりに健全な経営をしていたのに、銀行などから「貸し渋り」「貸しはがし」をうけて倒産したところも多いはず。当人の懸命な努力にもかかわらず、行きづまってしまうこともあるのである。マスメディアは上野公園のホームレスについても、取材をして欲しいものだ。それと銀行や金融業者の身勝手さ悪辣さについても。

■仕事の合間に年賀状を書いた。宛名に加え一言加えることを原則にしている。1時間に40枚ほどこなした。以前は1時間に50枚は書いていたので、これも加齢故の衰えなのだろう。
 昨日、気分転換に21時10分から始まる映画「容疑者Xの献身」を品川プリンスシネマで見た。座席が「プレミア」であるのか、ゆったりとしていて見やすかった。映画はそれなりに力のはいった作りで、単純に楽しめた。福山雅治と堤真一が天才的頭脳をもつ主役で、級友でありながら犯人と犯人を追い詰める役を演じていた。一緒に見たカミサンは東野圭吾の原作を読んでおり、原作の面白さには及ばないと話していたが。日本映画も、まあまあ頑張っていると感じた。
by katorishu | 2009-01-06 01:29 | 個人的な問題