東京は雪景色
2010年 02月 01日
■早くも1ヶ月が過ぎてしまった。予定していたことの3割程度しかできていない。人は後悔するために生きているのではないか。少なくとも自分にとっては、それが最もあてはまるようだ。
東京は夜半から雪。かなりの積雪がありそうだ。夜の雪景色は風情がある。春夏秋冬のある日本に生まれてよかったと思うのは、こんな雪景色を見たときだ。だが、それもひとときのこと。周囲に目をやれば、惨憺たる光景が展開しており、みんな「サバイバル」に懸命である。
■日本の前途は多難そのもので、こんな国の指導者で、本当に真面目にものを考える人であったら、頭が痛くなり夜も眠れなくなるだろう。経済は相変わらず崖っぷちにある。仕事をしても対価が払われなかったりすることも増えているようで、現にぼく自身、数カ所から支払いがされていない。困ったことである。相手の組織も崖っぷちにあり、払えない事情もわかるが、契約書などもかわさない、日本式の慣行のマイナス面が出ている。アメリカのように文書による契約をしないといけない社会になったといっていいだろう。
■こういう社会になってみると、「村社会・日本」が懐かしいくらいだ。そういう社会にずっと嫌悪感を抱いてきたのだが。欧米に追いつき追い越せでやってきた日本人の行く着く果ての今になってみると、失ったものの大きさを改めて思う。
ところで小沢一郎問題、検察は逮捕まで突き進むようだ。背後に某国の情報機関の動きも垣間見られるそうで、この問題、2月の第1週で急展開する可能性大。いずれにしても、今年夏の参議院選挙が、日本の将来を決めるターニングポイントになるに違いない。