幸福度という尺度が必要
2011年 02月 22日
■仕事の打ち合わせ、そのほか諸々。ストレスの生じることが多く、本日は頭痛がする。目の疲れもひどく、予定したことがまるでできず、焦っている。世の中で起こっていることで関心があるのは、中東情勢。ひどく混沌としてきた。中東革命と言ってよいほどの激動で、世界の政治、経済にどのような影響をおよぼすか。要注意であり、BBCとCNNの生中継などに耳目を傾けている。この動きの背後にインターネットの普及がある。
■好むと好まざるとに関わらず、とくにビジネスにからむことで、インターネット抜きには事がすすまない。果たしてこの傾向が良いことなのかどうか、結果は10年後、20年後に証明されるだろう。長所があれば必ず短所もある。良いことずくめの事など、この世にあり得ない。今後は人の「幸福度」から善し悪しをはからなければならなくなるだろう。この尺度からはかると、今は5段階評価で2ぐらいか。
■インターネットという情報手段はまだ「幼児」の段階である。青少年期、成人期になったとき、どのように社会を変えていくか。変わった社会が多くの人にとって、暮らしやすいか、どうか。わからない。わからないが、とにかく試みる。あるいはそれもストレスの一因になっているのかもしれないが。一定期間、ネットもテレビもなしの孤島、あるいはひなびた温泉にでもいって癒しを得る必要がありそうだ。昔、ホテルでよく缶詰になったときのように、本と原稿用紙と鉛筆をもって。それが今のささやかな「夢」である。