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銀座から外国人が消えた?気分転換のため映画「ツーリスト」を見た

 3月31日(木)
■昨日、銀座へいったところ、いつも外国人で賑わう四丁目の交差点あたりに外国人の姿がなかった。欧米人はもちろん、中国人、韓国人も急減している。以前は界隈を歩いていると中国語がよく耳にはいったのだが、30分ほど界隈を歩いたのに中国語を一度も耳にしなかった。外国人が逃げ出しているのである。観光客も日本は危険だとして訪れない。外国とのつながりの中で生きる日本にとって、深刻な事態である。

■試写会を見るために銀座にいったのだが、予定が変更になったので、ベニスを舞台にしたハリウッド映画『ツーリスト』を有楽町で見た。アンジエリーナ・ジョリーとジョニー・デップが主演。『善き人のためのソナタ』をつくったドイツ系のフロリアン・ヘンケル・ドナースマルク監督作品。05年制作のフランス映画『アントニー・シマー』のリメイク映画だ。





■国際指名手配犯の捜査をすすめるイギリスのスコットランドヤード。監視対象の美女(ジョリー)のもとに犯人から手紙が届く。リヨン駅からベニス行きの列車に乗れという指示。ここから物語が始まる。列車のなかで出会った数学教師のアメリカ市民(ジョニー・デップ)とジョリーの男女のからみの中でスリリングに展開する。

■マフィアがでてきたり、諜報組織の動きをバックの派手なアクション等々盛りだくさん。批評家の評価はかなり悪いとのことだが、ラストのご都合主義は、いただけないにしても、ベニスを舞台のエンターテインメント作品として楽しめた。なによりアンジェリーナ・ジョリーの魅力が画面に横溢し、ファンには応えられないだろう。エンターテインメント作品の骨法にそって忠実に制作された作品。大きな映画館の4割が埋まっていた。女性客が8割ほどか。

■大災害で世の中、自粛ムードが漂い、さまざまなイベントが中止になり、消費は停滞。こんな状態があと数ヶ月続くと、個人商店をはじめ中小零細企業の多くが経営に行き詰まる。するとさらに社会不安が増大する。その気になれないという人がいるかもしれないが、ときには現実を忘れて異空間に遊ぶことも必要である。異空間に手軽に飛ぶには、暗い映画館がいい。

■家でテレビを見ていたのでは、なかなか異空間に飛びにくい。こういう時だからこそ、衣食住だけでなく、文化・芸術・その他の「直ちには必要のない」ことにも時間とお金を使って欲しいもの。もっとも多少とも時間とお金に余裕がないと、そんなことも出来ないが。せっぱつまっていない人までが自粛ムードのなか、消費をひかえてしまったら、被災地の復興も期待できない。花見もやればいい。酒を飲んで酔っぱらえばいい。そこで使うお金の一部でも被災地の復興に寄付をすることも考えられる。

■多くの義援金はいったん赤十字社に集められるが、そこでどこにどのくらい配布するか等々、協議するのだが、これに案外決定まで時間がかかる。このルートだと現地にじっさいに届くまで1年以上かかるケースもあり、決定的に遅い。義援金をだす人は、そんなことも頭の片隅にいれておいたほうがいい。
by katorishu | 2011-03-31 10:49 | 映画演劇