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春なのに。ただ、希望はある。メディアを変えれば日本も変わる

 4月6日(水)
■桜が咲き始めた。一気に咲いてパッと散る。その潔さは心地よい。例年だとお花見気分で、どこか浮き浮きした気分になるのだが、今年は違う。大災害の後遺症で、相変わらず街は沈滞した空気に覆われている。大津波は天災だとしても、福島が原発事故はますます「人災」の趣を強くしてきている。東電および太鼓持ちの学者、経産省そして歴代政権が「安心」「絶対安全」と言い続けたため、それが空気のように当たり前になって、彼ら自身にどこか危機意識が欠如してしまったのではないか。

■「原子力村」という閉鎖社会のもと、ここから生まれる膨大な利益、権益を独占してきた人々が今、窮地に立たされている。原発はもともとはアメリカの占領政策の延長上にあるもので、アメリカCIAのエージェントであった正力松太郎(読売新聞の元社主で日本テレビの創設者)が中心になって推し進めてきたもの。これは有馬哲夫氏の著作などで公になっており、知る人ぞ知るである。

■ところで、話はがらっと変わりますが、大震災で開始が遅れていた「Fan+」(NTTと角川書店の子会社が運営するサイト)が4月14日より開始となります。その中の【歴メン 土方歳三」は以下のURLで。よろしくお願いいたします。
http://promotion.fanplus.jp/rekimen/index.html(PC)
http://promotion.fanplus.jp/s/rekimen/index.html(Smartphone)
http://promotion.fanplus.jp/m/rekimen/index.html(mobile)





■旧メディアも、今度の大震災で時代の最先端のメディアでないことがはっきりした。情報が遅いし、記者クラブというギルドにまもられ、情報を発する大組織(多くはスポンサー)に都合の悪い情報は流さない。欧米の基準では、これは官庁・企業のPR機関でジャーナリズムとはいわない。人は年をとるが、新メディアも年をへて変質していく。自然の理であるが、それをいっては身も蓋もない。

■今回東電の記者会見にフリージャーナリストが出席した。これは戦後日本始まって以来の出来事であり、画期的なことである。まだ端緒にすぎないが、こうした小さな動きがきっかけて、日本がより良い方向にかわっていくといいのだが。日本がかわるには、国民に強い影響力をもつメディアが変わることである。メディアがかわれば日本がかわる、といっても言い過ぎではない。逆にいうと、日本を変えるにはメディアを変えることである。だから権力者は影響力のあメディアを常に自分の影響下におこうとする。

■テレビで繰り返し流れるACジャパンのCMは鼻につくが、安手の「おちゃらけ」番組が減ったことは、悪いことではない。ただ、すでに制作された膨大な番組がある。いずれどっと放送されることになる。「時勢」にあわせて一部手直しの作業をしており、制作会社は青息吐息との話だが。

■新メディアであるインターネット、なかでもツイッターの威力をこの大震災で認識させられた人は多いのではないか。時々刻々現地から生の情報がはいってくる。それに即座に反応することも出来る。インタラクティブの強みが、ツイッターで存分に発揮された。政治家も識者も学生も主婦も一線にたって意見をのべ議論しあう。もちろん、ガセネタも多く、良いことづくめではないが。総じてプラスの面が目立った。ツイッターの力を認識した組織や人も多いはず。

■事実、政府までがツイッターを利用するようになったという。ここでひとつの教訓、日本を変えることはそんなに難しいことではない。メディアを変えることである。メディアを根本的に変えれば、日本は大きく変わる。変えるのは「視聴者」「お客さん」である。
by katorishu | 2011-04-06 12:40 | 文化一般