大晦日
2004年 12月 31日
東京地方で、大晦日に雪が積もったのは21年ぶりだという。今年一年を振り返って、心から良い年であったと思える人がどのくらいいるだろうか。
来年も、内外ともに多難の年のようだ。陰湿な犯罪、イラク戦争、テロ、自然災害、3万を超える自殺者、ひきこもり、倒産、失業、店じまい……等々、相変わらず不幸な出来事が続くのだろう。すでに地球は、人口過剰であり、刻一刻、人間の生存に適さない環境になりつつある。
みんなが物的に豊かになろうとする努力が、環境を汚染し資源を枯渇させ、住みにくくしているのである。地球規模で、社会のシステムを変えていかないと、にっちもさっちもいかない状況になっている。
政治の問題が大きいが、相も変わらず「自分益」にばかり関心を向けている政治家たち。
来年も明るいデータは少ないが、どこかに曙光をさがしだしたいもの。この道草日誌を読んでくださる「奇特なお方」、来年もよろしくお願いいたします。月並みですが、良いお年を!