シナリオ演習、懇親会
2005年 01月 23日
渋谷で行われた早稲田大学第二文学部、シナリオ演習の生徒有志による「懇親会」に出席。「もぐりの学生」や、去年演習をとった学生、他大学の学生など、12人ほどが参加。レポートの執筆等に忙しい人や風邪ひきの人もいて、この人数となったが、ひとつのテーブルを囲んで歓談するにはほどよい数である。
最後まで授業に出席し熱心に聴講していた生徒がほとんど。みんな、ものを「書くこと」「創りだすこと」の面白さとむずかしさを同時に学べたのではないのか。なぜ、この演習をとったのか、将来の抱負等を一人づつ率直に話してもらった。
生徒の一人で東京電力のベテラン社員T氏の縁で、東電の関連施設を使わせていただいた。結局、4時間をこえる長時間、飲み食いしながら教室ではできない「対話」「会話」をかわせた。
この中から一人でも二人でも、「映像作家」に値する人物が育って欲しいもの。二部なので、年配の生徒もいて、話題もいろいろなところに飛び、4時間ほどが瞬く間に過ぎてしまった。時代を担うのは、なんといっても若者である。彼らがしっかりしなかったら、日本はあらゆる面で、どんどん沈んでいく。
早稲田でのシナリオ演習も、今年で終わり。ぼくなりに、繰り返し「創作することの意味」や「心構え」さらに「今がどういう時代で、なにが問題なのか」等々を熱く語ったつもりである。
本日の参加者の多くは謙虚に受け止めてくれたと思う。
幹事のFくんが、生徒の皆さんから聞いた言葉を、色紙にまとめて書いたのを、頂戴した。
彼らの前途に明るい未来が開けることを願わずにいられない。