ガンジーの会1周年
2005年 01月 27日
イラク戦争への自衛隊派遣に反対して、写真家、文筆家、オペラ歌手、ピアニスト、作曲家など「芸術家」10人ほどを中心にハンスト・リレーマラソンを開始してから、丁度1周年。発案者であり代表でもある文芸評論家の末延氏を中心に四谷の喫茶店で記者会見をした。
写真のミッキーマウスの時計の頭を押つと声がでる。丁度1年前、それを合図に「マラソン」が開始された。当初は一人が月に1回か2回、24時間ハンストをする……という形ではじまったが、次第に生活習慣として定着し、今やレギュラーは週に1回、ハンストを続けている。
インターネットを活用した無党派、無宗教の、個人による「意思表示」の形として開始された。ささやかな組織で、吹けば飛ぶ塵のような存在だが、続けることによって「見えてくる」ものが多々あった。
「暖衣飽食」の時代、健康にも良い。末延氏など70キロを超えていた体重が56,7キロの理想的体重となった(彼は週3回やっているが)。ぼくは20歳のころと同じ62,3キロで、体調良好だ。
「週間朝日」「アエラ」「赤旗」が取材にきた。掲載されるかどうか、わからないが、関心のある方は「ガンジーの会」のホームページを。
終わって、同じくガンジーの会の会員の作曲家、如安さん、オペラ演出家の飯村さん、女優の松岡さんと渋谷でミュージカル「チバリヨ」の打ち合わせ。夕方から「ガンジーの会」の懇親会。信州からこられた藤森さんほか、6人ほどが参加。政治、経済、社会問題から映画の話までいろいろ話題が飛び、数時間がまたたくまに経過した。
時間の経過の早さを改めて実感する。 少年老いやすく学なりがたし、である。