舞台、稽古見学
2005年 01月 28日
世田谷の三宿中学で行われたレクラム舎の芝居の稽古を見に行く。「ベンチ」という総合タイトルで、ぼくのほか小松幹生氏、大久保昌一良氏の3人が脚本をかく「競作」芝居。
2月24(木)、25(金)、26(土)、27(日)と三軒茶屋に去年の秋に生まれた小劇場「スタジオ・シアタースパーク1」で公演する。
興味のおありの方は香取あてにメールをください。詳細を記したチラシをお送りします。
終わってレクラム舎代表で今度の舞台を演出する鈴木一功氏と役者の根本和夫氏と、三軒茶屋の昭和30年代を思わせる店で軽く飲食。
一功氏の説だと、東京で舞台を日常的に見ている御客は1万人ほど。これをいくつもの劇団が奪い合っている状況であるという。
1万人を10万人までひろげないと、演劇は本当の意味で活性化しない。舞台関係者だけで満足している芝居をやっていても始まらない。芝居をあまり見ない層をどう取り込むか。
これからの課題であり、日本が文化的に豊かな国になっていく上に、欠かせない要素である。