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【幸福度】という観点から見ると、果たして社会は「進歩した」といえるのかどうか

11月11日(水)
■文明は進歩したといわれるが、人間の「幸福度」という物差しで考えると、はたして「進歩」したといえるのかどうか。

■写真は――120年ほど前の日本で、よく見られた光景。
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農村の子供達なのだろう、女の子たちは子守をしている。農繁期には子供も重要な働き手で畑仕事等を手伝った。(写真は「100年前の私たち」より)

■ぼくが子供のころの昭和20年代から30年代にかけて、まだ「子守」がいた。兄弟姉妹らの子守をするのではなく、他人の家に住み込んで、その家の子守をするのだ。
恐らく「口減らし」のため他家に住み込んだのだろう。行儀見習いの意味もあったのかもしれない。

■ある日、隣家に子守がきた。小学校にあがったばかりのぼくとあまり年がちがわない女の子だ。写真のように着物すがたで、隣家の長男をおぶって。一緒に遊んだ記憶がある。遊びに熱中して、背中の子は大丈夫かと思ったこともある。しかし、背負った子供をイジメたという話も聞かない。よそではあったらしいが。

■素朴な農村の少女であった。今はまさに隔世の感であるが……社会が当時と比べ、果たして良くなったのかどうか。人々は果たして幸せになったのか。「幸福度」という観点から考えると、少なくとも当時を少しでも知る僕としては、今が良くなった……と自信をもっていえない。
by katorishu | 2015-11-11 08:38 | 文化一般