コラム


by katorishu
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文明の「進歩」による自然破壊が、人類の衰亡に「貢献」という皮肉

4月30日(土)
■ゴールデンウイークに入ったが、諸々仕事山積で行楽の予定なし。正午近く起き、腕立て伏せを50回やり、ヨーグルト中心の食事をとってから仕事。突然、大分の湯布院で震度5強の地震の知らせ。
だんだん四国方向に余震等が近づいている。南海トラフ地震や、その他、想像外の大地震だって起こり得る。
文明の「進歩」による自然破壊が、人類の衰亡に「貢献」という皮肉_b0028235_15414051.jpg
壊滅的な大地震が先か、こっちの命の消えるのが先か、などと考えると執筆作業が手につかず、天王洲方面に散歩。

■自然を壊しに壊しまくった人類は「峠」を越したな、と湾岸に林立する高層ビル群を横目に見ながら思ったことだった。文明の進歩が地上になかった物質をつくりだしたり、自然を猛烈な勢いで破壊し「便利」で「快適」な生活をつくりだしている。墓穴を掘っているこも知らずに。
恐らく天は怒るというより、呆れている……と思うほうが「まとも」だと思うが、そんなこを公然というと、社会から排除されかねない。同時に「お前だって文明の恩恵を充分にうけているではないか」といわれそうだ。確かに天にツバするようなことだが……。やれやれ。

■100年200年後に生まれてくるヒトのことを思えば、「改善」「改造」という名の自然破壊にブレーキがかかるはずだが。ブレーキをかけようとすると、ビジネス社会から排除され貧に落とされかねない。で、生き残りのため、ゼネコンと称する大手土木建築業者を中心に、自然を破壊することに精力を費やす。
国破れないのに山河なし⁈(まだ田舎があり、それが救いだが)。

■「天は怒っている」という非科学的な言葉を軽視してはいけないのだと思います。
ああ、子供のころのように井戸からくんだ水を飲みたい。
by katorishu | 2016-04-30 15:50 | 文化一般