オバマ大統領が広島を訪問したとき、核兵器を発射できる指揮通信装置を携行していたこと、知ってますか、
2016年 06月 02日
■オバマ大統領がアメリカの大統領として初めて広島にいき核廃絶に言及した。たった1時間のセレモニーだったが、国内では賞賛の声が高かった。でも、見落としてはいけない。オバマ大統領は被爆者と抱擁をかわしたその瞬間でも、アメリカの核兵器の発射命令をだせるよう指揮通信装置を携行して
■通称『核のフットボール』といわれるもので、大統領のいくところ常に陸海空、海兵隊の佐官クラスから選ばれた大統領軍事補佐官がその『ボール』をもってまわる。
この通信機を立ち上げるには大統領個人が別個に携帯している『ビスケット』と呼ばれる暗証カードが必要になる。
本日発売の週刊新潮が報じた。
■ダブルスタンダードをうまく使いわける。
これがアメリカであり、外交というもの。虚々実々、狐と狸の化かし合いは戦国時代とかわっていない。多くの日本人が知らないところで世界の政治・経済は動いている。
せめて文化・芸術の領域には、こうしたダブルスタンダードにご遠慮願いたいものだが、お金のかかることについては……悪影響からまぬがれることがなかなか出来ない。やれやれ。