リオで日本人への強盗相次ぐ。東京オリンピックではオリンピックの原点に戻って欲しい。
2016年 08月 02日
■間もなく開かれる「リオ・オリンピック」。さまざまな問題をかかえているブラジルが、オリンピックという過剰になりすぎた「世界的イベント」を開くこと自体に無理がある。
■そもそもオリンピックが「一大金満イベント」になりすぎである。多額の金銭が集中するようになって、こうした犯罪も増えてきた。アマチュア・スポーツの祭典という言葉がむなしく響くほど、ビジネス・イベントになってしまった。2020年に東京で開催されるオリンピックでは、クーベルタン男爵の提唱したオリンピック精神の原点にもどり、金満オリンピックを返上し、新しい形のオリンピックを演出したら、日本の国際的評価もあがるのだが。
一大ビジネスチャンスとばかり土木建築その他の企業が、砂糖に群がるアリのような動きをしている中、独自路線を打ち出すのは難事ではあるが、試みて欲しい。