今もつづく長野オリンピックの「負の遺産」。教訓にしないといけない
2016年 10月 13日
10月13日(木)
■長野オリンピックの「負の遺産」は今も続いているとか。東京オリンピックでの「負の遺産」は膨大になる可能性ありだ。
冬季オリンピックを開催した長野市では、今もオリンピック用に作った「負の遺産」をかかえており、年間10億円を来年まで20年間払いつづけているという。
これについて、長野市長は昨年、東京へこうアドバイスを送っている。
「近隣の都市を含め、できるだけ既存のものを利用し、開催後も利用可能な体制を取ったほうがいい」。
当然のことである。国民の税金から出ているお金である。組織委員会ほかオリンピック利権にむらがる連中には、「国民的行事だから」とここぞとばかり、お金のかかる「上物」を作ろうとして経費を3兆円にも膨張させた。
未だに「金満国家・日本」の夢を追い続けている人が日本の指導層にいることは、多くの国民にとって大変不幸なことだ。
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