マンガの表紙の本が多すぎませんか。
2016年 11月 02日
11月2日(水)
■最近、本はアマゾンで買うので書店に足を運ばなかったが、過日、品川駅構内のブックファーストに行って驚いた。マンガの表紙がこんなにも多いとは!マンガと思ったら中身は活字の小説やエッセー。マンガは今や「日本を代表する文化」ということなので、悪くいうつもりはないが、ちょっと氾濫しすぎ。増殖をつづけるコンビニのように。
味のあるイラストや淡彩画の表紙なども良いのだが。装幀者の心のこもった表紙など、皆無ではないが、希にしか見られない。
出版点数も多すぎる。
■仕事で読むのは別にして、本はなるべく古典を読もう。古典には人間への深い洞察があり、面白い。その古典も新刊の文庫などの表紙はマンガである。子供のころマンガばかり読んでいたのだが。欧米の書店は今も違う雰囲気のはず。我が日本では、「大人」が減り、全体に幼稚化しているような気がしてならない。