コラム


by katorishu
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トランプショックで値上がりの株価も、そろそろ頭打ち。緊張が高まり軍需産業が繁栄する事態は歓迎しがたい。

12月29日 (木)

日経平均は大幅続落で大引け、円高と米株安で手じまい売り トランプ新大統領の出現が一種のサプライズとなり、「トランプ相場」がうまれた。金融関係者はここぞとばかり、トランプ礼賛を繰り返した。

そんなトランプ旋風を危惧する人も、同じ数だけいる。

メディアのあおりで「期待値」だけは高まり、株価も高騰した。

それも、ここまでか。来年の見通しはよくなさそう、と「素人目」にも思える。世界的に緊張の高まるなか、トランプが強硬な発言を繰り返す。その余波もあって軍需関係は好景気に見舞われる。

来年も「軍拡競争」が激しくなりそうなので、さらに繁栄する。

「人の不幸の上に成り立つ業種の繁栄」は多くの人にとってありがたくない事態だ。国連安保理で、パレスチナ問題でのイスラエルの姿勢を非難する決議が採択された。それに対してトランプは猛反発、国連は無用の存在といわんばかり。来年も懸念材料はつきない。


by katorishu | 2016-12-29 19:04 | 政治