鶴八鶴次郎の詠み芝居
2005年 05月 25日
穏やかな天気であったが、夕方から突然の雨。
夕方、赤坂のシアターVアカサカに「鶴八鶴次郎」の「詠み芝居」を見に行く。川口松太郎の原作で、演劇倶楽部『座』の第15回公演。知り合いの俳優の内山森彦氏が出ていることもあって見に行った。体調を壊した湯浅実のかわって、急遽、内山氏が出演したのである。
原作に忠実に、地の文を朗読し、台詞を『芝居』と同じように演ずる「詠み芝居」で、とっても面白かった。鶴八はこの劇団の看板女優と思われる金子あい。鶴次郎は主宰者で構成演出も担当の壌晴彦。二人とも、声が通り、心地よく聞くことができた。
人情もので、構図は単純であるが、芸道に生きる男女の愛の形がくっきりと描かれ、感動した。芝居の役者は、声であることを、改めて実感する。
詳しくはいずれ「映画・演劇」の欄に書くつもりである。
帰って食事後、ずっと朝方まで仕事。