

2018-03-26
過日、シネスイッチ銀座で「The Last Word」邦題「あなたの旅立ち綴ります」を見た。ベテラン女優のシャーリー・マクレーンが自らプロデュースし主演した映画。死期を悟った元広告会社の社長が、生前に自分の「訃報」を若い女性記者に書かせることから起こる「騒動」を、ユーモラスなタッチで描く。人生の終わりをどう意義あるものとして生き切るか。一つのモデルがここにある。楽しめ癒された。地味ながら、こういう作品をハリウッドはまだ作れる。シャーリー・マクレーンは「アパートの鍵貸します」や「愛と追憶の日々」などを見て以来のファンなので、83にして健在なのは嬉しい限り。