沖縄料理屋で映画談義
2005年 05月 28日
六本木の放送作家協会で「放送を考える委員会」の集まり。
その後、渋谷にでて、作品の想を練る。
夕方、渋谷の沖縄料理店で、カミサンと画家の福山小夜さんと会食。福山さんは渋谷で個展を開いている。
ぼくは見られなかったが、フランスの一種のサーカスの馬をテーマにした作品展であるという。 東京での生活をたたみ沖縄に移住した文筆業の人の話を聞く。その他、映画の話で盛り上がる。韓国映画と中国映画が中心。
「香取さんも映画を撮るといい」といわれ、
「そうか。小林政弘氏も撮ったことだし」とアルコールの力もあって、気軽に無責任に話す。
「低予算の短編映画」をつくってみたいと思ったことは事実。ただし、出資者がいればだが。いずれ、シナリオだけでも書いてみよう。
岩村忍の「中近東とインド」を面白く読み進む。歴史とは「戦争の歴史」であると、あらためて実感する。イスラムの興隆と、オスマントルコやインドとの関わりなどが、よくわかる。
イランの王朝では、王の後継者は自己の権力維持のため、血をわけた兄弟を全員殺すのが「慣習」になっていたという。権力者と人間の欲望ということを、根源的に考えさせてくれる。