芝居とドラマと
2005年 06月 18日
15時より、乃木坂のコレドで、友人の高谷信之作・演出の「枝の上の白色レグホン」を見る。
もともとはラジオドラマで、1996年度文化庁主催芸術祭グランプリ受賞作品を芝居用に改稿したものだという。
昼間なので半分ほどの入り。交通事故の被害者と加害者との「関係」を描くドラマで、現代人の身勝手さ、孤独さが浮き上がり、面白かった。『三人囃子』+劇団ギルドとの提携公演。
7月22日のハンセン病ミュージック・ドラマ「チバリヨ」に出演予定の樋浦勉氏が、スケジュールの都合で結局、NG。急遽、オフィス・レクラム舎の川島宏知氏に頼んだ。
21時より、ぼくが脚本を書いたドラマ「仕置き代理人・鏡俊介の痛快事件簿」(フジテレビ)、放送。武田鉄矢主演。時代劇の「仕事人」の現代版である。作品は一年ほど前にできあがっていたのだが、役者が裏番組とかち合うため、伸びてしまった。長くなりかなりカットされた部分があり、わかりずらいかと思っていたが、それほどではなかった……。
以前はぼくの脚本のドラマがよく放送されていたものだが、近頃では久しぶり。ほとんどPRをしなかったのだが、放送が終わると、すぐメールの反響がくるのは、今を象徴している。