チバリヨの稽古
2005年 07月 01日
北浦和のふれあい館で「チバリヨ」の稽古。主役の美代治役と恵美子役の二人が中心。ピアニストも加わり、歌が中心の稽古。まだ動きまでつける余裕がない。
堅さがほぐれ、のびのびとした情感が出てくれば、個性が前面に出るはずだ。あと一ヶ月足らずの間に、形が決まってくるに違いない。
埼京線をつかうにせよ、往復3時間以上かかる。おかげで、車内で新書本を半分ほど読めた。
昨日、某制作会社のベテランプロデューサーから電話あり「大変なことになってしまった」とのこと。火曜サスペンスが打ち切りになってしまうのだという。その枠のストーリーを書いていたので、ストップがかかってしまった。
2時間ドラマは今年になって、軒並み低視聴率にあえいでいる。去年は火曜サスペンスは数字が一番よかったというのに。「ミステリーばかりであきられたんでしょうね」とプロデューサー氏。
ぼくも同意見だが、ドラマでメシを食っていた人達は、仕事が減るわけで、今後大変である。代わりの枠は恐らくバラエティになる可能性が強いとのこと。バラエティは金がかからず、数字がとれるからだというのだが。
数字、数字、数字。それですべてが決まってしまう。グローバリゼーションの市場原理主義も、問題である。もっとヒューマンなドラマ枠を期待したいのだが……。