コラム


by katorishu
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チバリヨ、舞台写真(以下に続く)

7月22日(金)、さいたま芸術劇場でのハンセン病ミュージック・ドラマ「チバリヨ」、無事終えることができました。
 短い準備期間や資金不足という悪条件を、みなさんの熱意と努力、気力でカバーし、感動的な舞台に仕上がったと思います。日頃、辛口の批評をいう知人の舞台関係者、音楽関係者からは「よかった」「感動した」という声を数多く聞きました。お世辞でなく、よかったといって、励ましの言葉をいただいた。ハンセン病への理解を深めるとともに、「癒し」を与えることができた、と当初の意図が伝わり、脚本・演出担当としては、ホッとしたところです。
 ここまでくるのに、いろいろと困難もありましたが、「終わりよければすべてよし」
 作曲者でNPOアバ音楽の森代表の高橋如安さんはじめ、事務的なことと出演も兼ねた鈴木美幸さん、碓井麻由美さん、そうしてこの作を通じて急速な進歩を見せた最年少の秋葉広大くん、さらにベテラン俳優の松岡みどりさん、川島宏知さん、合唱団の皆さん、子供合唱団の皆さん、ピアニストの室谷章さん、指揮の高橋勇太さん……舞台監督の浅野さん、照明の松村さん……等々、ありがとうございました。
 ぼくとしては、いろいろなひとと「良い出会い」が出来たことが、収穫です。
 そうして、「ミュージック・ドラマ」なる形が、できつつあるという手応え。

 準備期間の短いこともあって、いろいろと大変なことがありましたが、明日に「希望」をつなげます。

★写真ですが、いい場面に限って動きが多く、ピンぼけ写真になって、載せられず失礼します。
 すべてゲネプロのもので、カミサンが写しました。

★観客の入りは300から350といったところでしょうか。やや空席が目立ちましたが、みなさん舞台に感情移入しているのが、肌で伝わりました。
 ウイークデイの金曜の夕方ということで、時間的に来るのがむずかしい人が多いようでした。
(少なくともぼくの関係者は)。
「青少年向き」と銘打ってあるのですが、「青少年」の入場が少なかったのが、とても残念です。PR不足であったのかもしれません。
 ただ、チバリヨを各地でぜひ公演して欲しいという声をいくつもきき、具体的なオファーを申し出てくださる方もあり、心強い限りです。
 
 関係者のみなさん、遠方からかけつけてくださった多くの御客さん、ありがとうございました。多謝、多謝!
by katorishu | 2005-07-23 12:55