放送人インタビュー2回
2005年 08月 05日
放送人インタビュー、2回目。ドキュメンタリー作品を制作してきたドキュメンタリー・ジャパンを20年にわたって率いてきた橋本佳子氏に赤坂の事務所で話を聞く。この7月から代表をはなれ1プロデューサーとして番組作りに関わるとのことで、今後、どんなドキュメンタリーが生まれるか楽しみだ。ドキュメンタリー・ジャパンは数々のユニークなドキュメンタリー作品を制作してきた会社として業界では著名な企業だ。
100分ほどのインタビュー。同行したライター(の卵)の門脇順子さんも「大変興味深かった」とのこと。短い文章にどうまとめるか、「修行」もかねて彼女にまず書いてもらう。
テレビ界の「縁の下の力持ち」である人達10数人から20人近くの人から聞く話は貴重なドキュメントとなるはず。本として残しておききたいものだ。知り合いの編集者に話したところ、前向きに……と検討してくださるとのこと。
それにしても暑い。書かねばならない原稿がいろいろとあるのだが、なかなか頭脳がうまく作動しない。で、渋谷の町を歩いていたら、ユーロスペースで面白そうな映画をやっていたのでつられるように入った。「運命じゃない人」、若手の内田監督の商業映画第一回監督作品で、ピア・フィルムフェスティバルのスカラーシップの資金で作られた作だという。
時間軸を自在にあやつって、大変面白い作品にできあがった。なにより脚本が秀逸。最近見て映画ではベスト3にはいる佳作。
ホームページの映画評で、詳しくとりあげたい。こういう若手監督が台頭してきたことは嬉しい。