映画「風の舞」ほか
2005年 09月 02日
飯田橋で編集プロダクションのH氏と。某社で出す予定の若い女性受けの書き下ろし小説シリーズの件で。総選挙や日本の将来……などが話題になる。ちょっと酒をいれながら話しているうちいろいろなアイディアが浮かぶ。大事なのはそのアイディアをいかに実現していくかである。
8月31(水)
法務省の人権擁護委員会や江東区などが主宰するハンセン病についての親子のつどいに顔をだす。森元美代治夫妻がシンポジウムに中学生と参加し、ハンセン病への誤解、差別などについて自己の体験を語る。子供たちも積極的に発言していた。
地元小学校の合唱団の合唱などがあって、ドキュメンタリー映画「風の舞」が上映される。ハンセン病患者で詩人としてH氏賞なども受賞された塔和子氏をあつかったドキュメンタリー。
■ 塔和子さんは13歳で発病、国立療養所大島青松園に強制隔離された。隔絶されてしまった人間の心の叫びを詩に昇華させた。
映画は彼女の詩をたどり、真摯に今を生きている多くの元患者さん達の姿、慟哭の思いを伝え、その『歴史と今』をみつめようとするもの。
詩の朗読は吉永小百合、ナレーターを寺田農。監督:宮崎信恵。