久々の芝居見物
2005年 11月 18日
11時より足立区の学びぴあに。脚本アーカイブスの当番。シアター1010の支配人氏が来某。芝居制作の裏話、苦労話をきく。氏は劇団四季に立ち上げのころから20年ほどいたという。その体験を現在、執筆中であるという。
夕方、中野の「ザ・ポケット」で劇団「ピンク・アメーバ」の公演「ヤサシイモウジュウ」を見る。知人の下元史朗氏が客演しているので見に行った。作演出は30半ばの女性の永元絵里子氏。
近未来の親子問題をテーマに、踊りとパントマイムをまじえた「今風」の作品。父親役の下元氏が、プロ役者らしい芸を見せて異質だった。なかなか楽しめる舞台だった。
東京コメディ倶楽部の主要メンバーのコメディアン、目立氏と大上氏が見に来ていた。久しぶりの出会いで、懐かしかった。以前、二人も出た舞台を2作書いている。
終わって近くの大衆居酒屋で出演者、スタッフと共に飲み会。役者の中西良太氏なども一緒。作演出の永元氏と作品について話す。彼女、アニメの脚本も書いている。
芝居の面白さは終わってスタッフ、役者などと一緒にあれこれいいながら飲食することだ。みんな酒に強い。彼等には「日本語」を大事にして欲しいとアドバイス。初めに言葉ありき、である。日本語の多彩さが失われつつある事態に、ぼくなど危機感をもっている。
ピンク・アメーバは女性がメインの劇団で、創立3年ほどだという。ユニークな劇空間を創りつづけていって欲しいものだ。