日々淡々と
2006年 03月 11日
肌寒い1日。午後1時ごろ起きて食後、パソコンと資料を入れた重い鞄を手に散歩を兼ねて近くの駅近くまで歩き、コーヒー店を2軒はしごして、原稿の推敲、執筆作業。帰宅してまた執筆。
単調といえば単調な生活である。もう半年以上、東京都の範囲を一歩も出ていないのではないか。
幸いなことに退屈感はまったくない。多分「書く」べきものがあるからなのだろう。書くべきものが何もなくなるか、書けなくなったら、なるべく早くこの世からオサラバしたいものだ。
新聞は5分、テレビはニュースを10分ほど見ただけなので、今日、世の中で何が起こっているかわからない。
日刊現代のウエブ版に、以下のように7日の民主党役員会のことが出ていた。
『その異様な光景を目にしたマトモな有権者は皆、そう思ったはずだ。
「由美さんから電報が届いたァ」
役員会の冒頭で御年73歳になる渡部恒三国対委員長がハシャギながら、女優の由美かおる(55)から届いた就任祝いの電報を披露。前原代表以下の党幹部からは「オ~ッ」と、どよめきが起こり、顔をニヤニヤさせながら拍手で応じた。
調子に乗った渡部は「これに写真があればもっといいなァ~」と目じりを下げっぱなし……。それをまた皆でニタニタ。この緊張感のなさは、とても党の存立が問われている政党の役員会とは思えない』
この場面がテレビに映し出されたとか。酒場の戯れ言ならともかく、いけませんね、こういう緊張感のなさを公にしては。
永田議員は即刻議員を辞め、前原党首もやめないと、ますます国民の信頼を失ってしまう。例のニセメールで、完全にふぬけ政党になってしまったようだ。
心ある議員もいるはずで、危機感を覚えて、そのうち新たな行動に出るであろうが。
いろいろな疑惑や問題が、消えてなくなったわけではなく、たんに霧の中でかすんでしまっただけである。
今後、日本がどういうふうになってしまうのか……。どうでもいい気がしているのだが、逆に考えれば、「政権交代」を目指そうという野党がこんな調子でも、なんとかやっている日本社会。
「良い社会だ」と思っている人が、多いのでしょうね、多分。半分あたっていると思います。
いやア、大した民族ですね。バカに見えるのですが、本当は頭がいいのです、こざかしいくらいに。そう皮肉をこめてだが、いいたくなります。
下手に「もっと良い社会を」などと力んで目指さないほうがいいのかもしれない。ただ流れる水のごとく。淡々と生きる人が多くなれば、もう少し住みやすくなるかもしれない。
しかし、土台がもちますかね。