コラム


by katorishu
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散歩の日

 3月23日(木) 
■12時起床。近頃ではわりと「早い」起床である。早寝早起きが体にいいのだが、どうしてもその逆になってしまう。この点では意志薄弱なのかもしれない。
 書くことに関しては割合しぶといのだが。本日は以前書いた「大長編」を半分に縮める作業をした。注文されて書いた作ではないので、どこかで出してくれるかどうか。短くしたといっても上下二巻になってしまう。

■天気がよかったので、20分ほど歩いて大井町駅近くまで。コーヒー店で5時間ほど執筆。世界からややはずれている気分になることもある。
 定年退職で年金生活をしている諸兄は、どんな気分で日々を送っているのだろうか。最近、あまりそういう人と会わないので、よくわからない。
 病をかかえていたり、家にじっと蟄居している人もいる。かと思うと、社会の第一線で活躍している人もいる。人さまざまだが、「生涯現役」というのが望ましい生き方だろう。
 
■聖路加病院の院長の日野原氏は90歳を越えているのに、現役で日々忙しい時間を送っている。若いし脳がしっかりしており、目指すべき生き方の「模範例」である。
 寿命や若さは遺伝子で決まる部分も多いが、食べ物と体を動かすこと、つまりエネルギーをいかに摂取し、いかに消費することであると、日野原氏はいう。
 野菜や穀類中心の食生活にし、太らず痩せすぎず、日々希望を持って生きる。そうすれば、人は90歳ぐらい十分に生き生きと生きられるはずである。

 見回すと、中年以降の人間に「小太り」「もっこり腹」の人がなんと多いことか。50の半ばを過ぎた人で、太っていて健康な人を寡聞にして知らない。
 限られた地球資源を、すこしでも維持していくために、昭和39年の東京オリンピックのころの食事にしたいもの。地球資源の保護という意味なら、最大の「貢献」は早く活動を停止し灰になることかもしれないが、「これをいっちゃあおしまい」ですね。
by katorishu | 2006-03-24 01:50