コラム


by katorishu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

パソコンに頼りすぎると相当危険

 9月5日(火)
■デルのデスクトップパソコンが壊れ修理にだしたのだが、いろいろあって、なかなか修理が進まない。当初、ファンが呻り声をあげるので、ビックカメラに相談したところ、うちはデルの製品は販売するだけで、わからないとのこと。そのうち、突然、呻りがなくなった。と、しばらくして、突然パソコンの電源が切れた。再起動すると、「fan failure」と表示が出る。F1キーで起動できるのだが、15分から20分くらいたつとハードディスクが熱くなるのか、突然、切れてしまう。ただ、一定時間は正常に動くので、メールの送信や簡単な作業ならこの時間内で処理できる。

■ただ、いつまでもこのままにしておけないので、デルのテクニカル・センターに電話をした。画面の英語表示を話すと、相手はすぐわかったようで修理見積書を送るという。応対に出たのは、やや日本語のたどたどしいアジア系の外国人。
 見積書を見て驚いた。ファンの値段は1800円程度なのだが、技術費などで計25000円もとられる。ファンをとりかえるだけにしては高すぎるし、計算間違いではないかと別の部署に電話をしたところ、決まりであるという。

■で、仕方なく見積書の内容を承諾し、ハードディスクをやってきた宅配便業者にわたした。一週間ほどして直接担当者から連絡があり、ファンだけでなくハードディスクに欠陥がみつかったので、ディスクを変える必要があるという。ぼくの使っているディスクはすでに生産されていないらしい。それはいいのだが、ファンの交換だけだと思っていたので、バックアップをほとんどとっていなかった。で、ハードディスクを送り返して、バックアップをとろうと思った。が、送られてきたのは、弁当箱半分ほどのディスクだけ。これでは家でバックアップがとれないので、テクニカル・センターに電話をしたところ、日本人が出た。その人の話では、送ったハードディスクの残り部分は別便で送るという。どうなっているのかわからないが、切り離された部品をそのまま送られてきて満足な工具もないのに組み立ててバックアップがとれるのだろうか。場合によってはパソコンを起動できない恐れがあるという。そうなったら、バックアップがとれないではないか。

■文書類のほとんどは、外付けの携帯ハードディスクにいれてあるので問題はないが、写真やメール類は、パソコンが起動しないと、すべて消えてしまう。
「そうすると仕事に重大な支障をまねく」とファックスしたが、さてどうなるか。
 ファンの故障だといったので、バックアップをとらなかったのである。しかも、先方に送る前の状態は、15分から20分の間、パソコンは正常に機能した。それを「解体」したため、起動しなくなったとしたら、相手の責任ですね。
 本日、留守の間に届いたとの宅配便業者の伝票がはいっていた。明日、実質的に届くが、さてバックアップがとれるかどうか。故障してから早くも1ヶ月近くになる。
 いずれにしても、厄介なことである。便利なようでいて、脆弱な器機なので、時に困惑する。携帯パソコンは「執筆用」に特化して使っており、メールのやりとりやホームページの更新その他の作業はデスクトップでやっていた。これが故障すると、仕事にさしつかえる。
by katorishu | 2006-09-06 00:03