最近作のPR
2006年 09月 22日
■六本木の日本放送作家協会での理事会に出席。なにごとを行うにも、「先立つもの」が入り用ということを、改めて認識した。
以下に最近作の情報をお知らせします。お時間があれば「聴いて」「読んで」いただけたら幸いです。
■『北京の檻 幽閉五年二ヵ月』(鈴木正信 香取俊介 著・ 文藝春秋刊、9月26日発売、税込価格 1,950円)。【戦後、満州で「留用」され人民解放軍と行動。国共内戦、朝鮮戦争の野戦病院に「医師見習い」として勤務。24歳で日本に帰国後、日中貿易に携わるが、文化大革命中、特務(スパイ)容疑で無実の罪に問われ幽閉された。「改革開放路線」後、日中貿易に復帰し、中国への初のODA無償案件に深くかかわった。そんな男の見た日中戦後史の「光と影」を描く】(当事者との共著です)
■ シリーズ・ドイツの現代文学:『太陽通り』。【放送日】NHK、FMラジオ、2006年9月23日(土)22時00分~22時:50分。原作:トーマス・ブルスィヒ、脚色:香取俊介、演出:小林武。【出演】進藤一宏 左時枝 沼田爆 水町レイコ、冷泉公裕 柳沢なな他。◎ドイツが東西に分裂していた時代の東ベルリンの高校生の青春をコメディー・タッチに描く。