体調を知るバロメーター
2006年 11月 18日
■体調の善し悪しをはかる自分自身のバロメーターはいくつかあるが、ぼくの場合は指の色つやである。内蔵が疲れていると、艶がなくなるし、小さなキズのようなものができる。それと「口内炎」である。過日、食べ物を食べていて唇をかんだ。ちょっとした傷口から口内炎ができる。それが治ったと思ったら、今度は舌の先が痛い。鏡で見ると、口内炎特有の小さな炎症。歯痛と同じで、案外鬱陶しい。食べるとき、舌に痛みが走り、咀嚼しにくいし、、ものをしゃべりにくい。
■舌は発音の際、重要な働きをするので、これを動かすたびに痛いと、人と口をきくのも厭になる。本日、脚本アーカイブズの会議のあと、渋谷にでてパソコンのコンセントを常備している喫茶店で執筆の作業をはじめたところ、急に睡魔に襲われ数十分居眠りしてしまった。
要するに体調の悪さは、睡眠不足と、不規則な生活に起因する。いろいろなことが、こちらの思うように回転していっていない証拠だが、ままならぬのが憂き世である。カミサンとヤキトリ屋で軽く飲食して早めに帰宅し、寝床で本を読みつつ、居眠り。起きると、午前2時ごろ。
■早起きといったらいいのか、どうか。さてこれから何をはじめようか。やるべきことはいくらでもあるのだが、何から手をつけていいかわからないまま、インターネットでさまざまなブログを1,2時間見ていた。じつにいろいろな情報が流れていて、しばし呆然とする。
子供の自殺が連鎖反応のように続いている。大人の汚職事件も相変わらずだ。そのほか、諸々、よくもこれだけの事件が起こるなということばかり。心が温まる出来事は1,2割もない。
■一見、便利で快適そうな社会だが、芯の部分が病み腐食し、腐臭をはなっている。過敏な神経をもち、感受性が豊かな人ほど生きにくくなっているのではないか。いずれ自殺者が年間、4万人を突破するに違いない。関係者が、事故死、病死だとして「ごまかして」、数字を低くしてしまう可能性もなきにしもあらずだが。