そういえば今年は雪を見ていない
2007年 03月 19日
■暖冬で終わるかと思っていたが、ここ数日、寒い日が続く。暖冬のまま春になり夏になると、たまらないほど暑い夏になるのでは――と懸念していたのだが。
冬はやはり寒くないといけない。東京にも初雪が降ったとのことだが、まだこの目で見ていない。このまま雪を見ずに春がきてしまうのか。
■地球温暖化問題が多くの人の口にのぼるようになった。映画「不都合な真実」の影響もあるのだろう。まだこの映画を見ていないが。とにかく1日24時間しかないので、毎日、これをやろう、あれをやろうと思いながら、出来ないことが多い。予定通りいかないことが多すぎるというべきか。浮き世のつきあいというものもあり、外出すればそれなりの時間をとられる。これはこれで、面白く、それなりに充実した時間ではあるが。とにかく「死んだ時間」ではなく「生きた時間」で限られた「持ち時間」を使いたいものだ。
■本日、某所で、古武道の達人と空手の達人の、簡単な技の応酬を見る機会を得た。外見からはごく普通の人に見えるが、動きが違う。頭で考えるのではなく体にたたみこんだ「技」。外から見ていて「簡単」と思われる技が案外むずかしいものだ。ごく片鱗をのぞいただけであったが、興味深かった。基本的に仕事の「取材」である。考えてみれば、人に会ったり、本を読んだり、ぼやっと考えたりすることはすべて「人間研究」の一環である。「研究」ばかりで「形」にならないことのほうが多いが、「形」にしようとする試み、志は、なくしたくないものだ。