無題
2007年 04月 14日
■午前中、仕事の打ち合わせ。2時間ほどしか寝ていなくて、脳がうまく働かない。帰宅して3時間ほど仮眠し、ようやく回復した。夕方、以前の「教え子」で現在、物書き修行中のK嬢とあい、作品についてぼくの意見などを話すとともに、いろいろと情報交換。
■20代と30,40代では、生活意識にかなりの差があるようだ。ぼくなどには「同じ若者」に見えてしまうのだが。今の若い人たちが、何に悩み、何を考えているのか、人さまざまで一様ではないが、おおよその「傾向」というものはある。
高度経済成長期の「若者」とは、あらゆる点で違っている。同時に、どんな時代になっても普遍の感情、価値観などはある。
■変わらぬものと、変わっていくもの。そのせめぎ合いのなかで、作品を結晶させたいのだが。受け手もまた、ひとさまざまである。同じ作品がある人にとっては「素晴らしい」し、ある人にとっては「つまらない駄作」ということはよくあることである。
一般の「消費者」であればよいのだが、その作品の生殺与奪の権利を握る人もまた、同じ作について大きき評価がわかれることがある。「間違った出会い」をしてしまったために、埋もれている佳品も相当数あるはずである。
■インターネットの到来で、そんな「間違った出会い」の溝を埋められる可能性が出てきたのだが、まだまだシステムとして不備だらけである。
新しい「舞台」「場」づくりに踏み出そうか、どうか。「持ち時間」も少なくなってきているので、書く方に専念したほうがいいのか。迷いつつ、時間だけが非情にすぎていく。